滝沢秀明社長、受け継ぐ“ジャニーイズム”の舞台演出…男版の“宝塚”若手育成の場

ジャニーさんが手がけた主なシリーズ舞台
ジャニーさんが手がけた主なシリーズ舞台

 男性アイドルという新たなジャンルを確立したジャニーさん。一貫して目指したのは男性ばかりのミュージカル、いわゆる“男版宝塚”だ。「ジャニーズアイランド」の滝沢秀明社長(37)は若手発掘・育成とともに、舞台演出でも“ジャニーイズム”を受け継ぐことになる。

 自身の集大成として「地球のすばらしさ」「平和の尊さ」「平和の象徴としてのショービジネス」を盛り込んだ12年初演の「ジャニーズ・アイランド」シリーズは、少年とともに1年12か月の先にある、13か月目の理想郷を目指して宇宙の旅に出る―というもの。奇想天外にも思えるが、それがジャニーさんの生み出す物語だ。

 公演当日、ジャニーさんの一声で演出が変更になるのは当たり前。これに対応することが、若手が育つ原動力にもなった。滝沢も同様だ。04年「DREAM BOYS」初代座長を務め、06年初演の「滝沢演舞場」(のちに滝沢歌舞伎)では、ジャニーさんが総合演出に名を連ねたが、事実上の演出はタッキー自ら手がけ、ジャニーさんの頭の中のステージを具現化してきた。

 実話を基に、自ら手がけた第1号グループを題材にした13年初演の「ジャニーズ伝説」が、ジャニーさん最後の新作となった。生み出した数々のシリーズ舞台は、今後も若手育成の重要な場となる。Jr.時代からジャニーさんの隣で英才教育を受けてきた滝沢社長が、ほとんどすべてを受け継ぐことになるが、ジャニーさんの思いを表現し続けてきた優秀な多くの舞台スタッフも周囲に多い。ジャニーさんにとって自身がそうであったように、今後は自身のブレーンを見つける必要もある。ジャニーさんが灯(とも)し続けた炎を消さないためにも、タッキーの挑戦が始まる。

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