【球宴】西武・山川、楽天・浅村の元3、4番コンビが2者連発「浅村さんと久々良かった」

6回2死、山川が左越えソロを放ち、パ・リーグのナインと一緒にどすこいポーズを披露する(カメラ・相川 和寛)
6回2死、山川が左越えソロを放ち、パ・リーグのナインと一緒にどすこいポーズを披露する(カメラ・相川 和寛)

◆オールスター戦 全セ3―6全パ(12日・東京ドーム)

 森だけじゃない。全パが一発攻勢で全セに快勝した。1点リードの6回、3番の楽天・浅村がバックスクリーン右へ球宴2号ソロを放つと、続く4番の西武・山川は左越えに球宴1号ソロ。昨年パ・リーグを制した西武3、4番コンビが2者連発を決めた。ファン投票最多得票の山川は、祭典で待望の“どすこい”ポーズを披露。9回には大腸がんから復活、プラスワン投票で出場した阪神・原口が代打で登場し、本塁打を放った。

 最後は左手一本だった。山川は振り抜いた瞬間の歓声で、スタンドインを確信した。打球の行方を見つめながら、ゆっくりと走り出した。全セの一塁ベンチを見ながら、指を突き出し決めポーズ。「狙ってました。打った瞬間いくと思いました」。ベンチに戻ると、球場を巻き込み“お決まり”のどすこいポーズ。試合前に「投票してくださった皆さまと、一緒に『どすこい』したいです」と話していた“夢”を見事に自らのバットでかなえてみせた。

 昨季までチームメートだった浅村の一発の直後の6回2死だ。山口の初球を完璧に捉え、左翼席中段へと運んだ。ファンも自身も待ち望んでいた待望の球宴1号。「浅村さんとは去年もアベックホームランを何回か打っていたので、久々に打てて良かったです」。球宴には2年連続2度目の出場。両リーグ最多の53万1187票を獲得し、断トツでの選出。現在リーグで29本塁打をマークし、キングを独走する実力を存分に発揮した。

 ファンを沸かせたのは豪快な一発だけではない。山川には「(ファンが見ていて)テレビでチャンネル変えるのは山川の打席が終わってからにしよう、というのが4番。柳田さんとか、大谷君とかは、そう。そういう選手に僕もなりたい」という夢があった。

 その言葉通り、第1打席となった2回先頭では同学年の先発・大瀬良が全球直球勝負で挑んでくるのに対し、体をのけぞるほどの“マン振り”を披露。全球フルスイングで応えた。最後は高めに手を出し空振り三振に倒れたが、会場は一球一球に歓声が上がり、ファンの視線を釘付けにした。

 「シーズンでも打てるように頑張ります」と山川。リーグ同様、この日の祭典でもファンを存分に楽しませた。(小林 圭太)

 ◆18年の浅村&山川メモ 圧倒的な打力でパ・リーグを制した西武の中軸として活躍。浅村は打率3割1分、32本塁打、127打点。山川は打率2割8分1厘、47本塁打、124打点で打線をけん引。浅村は打点王、山川は本塁打王を獲得した。アベックアーチは14度、連続本塁打は6度記録し、チーム2度目の「120打点コンビ」となった。

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