【茨城】石岡一・岩本、14K完封で初戦突破「真っすぐはまだ50%」

14奪三振で完封し初戦を突破、笑顔をみせる石岡一・岩本(左)(右は捕手・飯塚)
14奪三振で完封し初戦を突破、笑顔をみせる石岡一・岩本(左)(右は捕手・飯塚)

◆第101回全国高校野球選手権茨城大会 第1日 ▽2回戦 石岡一5―0土浦湖北(12日・ひたちなか市民)

 21世紀枠でセンバツに出場した石岡一(茨城)は、147キロ右腕・岩本大地(3年)が14奪三振完封の快投で初戦を突破した。

 りきみのないフォームで、石岡一・岩本は淡々と右腕を振った。この日の最速146キロの直球にスライダー、チェンジアップを織り交ぜ三振の山を築く。9回111球、4安打無失点、14奪三振。完封での快勝発進も「真っすぐはまだ50%ぐらい」と冷静に振り返った。

 最後まで落ちない球威が成長の証しだ。「ギアは上げてない。腕を振ったらバッターも振ってくれるので」。直球は終盤に入っても常時140キロ以上。最速は7回にマークし、7回2死から6者連続三振を奪うなど、最後まで相手を圧倒した。

 聖地での経験が生きている。センバツ1回戦で盛岡大付に延長サヨナラ負け。勝利まであと1球としながら、同点打を浴び延長で力尽きた。「センバツの負けを生かして、しっかり投げてきた」。練習試合から完投を意識し、ウェートで下半身を鍛え上げた。夏を投げ抜く準備はできている。

 川井政平監督(44)も「2年生野手に声をかけたり、リーダーシップも出てきた」と成長に目を細めた。「1回行ったらもう一回行きたくなるところ。最後の学年なので(甲子園に)戻りたい」と岩本。昨夏の金足農・吉田輝星(現日本ハム)に続く“農業系エース”が、難敵がそろう茨城を駆け上がる。(山口 泰史)

 ◆岩本 大地(いわもと・だいち)2001年10月16日、茨城・石岡市生まれ。17歳。八郷中では軟式。3年時に県大会で準優勝し、関東大会に出場。県選抜入り。強豪私学からの誘いもあったが、中学の先輩でもある川井監督が率いる石岡一に進学。1年春からベンチ入り。1年秋から背番号「1」。造園科に属し、造園技師検定3級を持つ。特技はグラウンド整備、ツツジの種類を見分けること。175センチ、78キロ。右投右打。家族は両親と姉。

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