【甲府】伊藤監督のJ1復帰計画…“第3クール”11試合で勝ち点27

練習後にDF武岡(左)と言葉を交わす伊藤監督
練習後にDF武岡(左)と言葉を交わす伊藤監督

 J2ヴァンフォーレ甲府はきょう13日、ホームでリーグ後半幕開けとなる愛媛戦に臨む。前半21試合は、首位・山形から勝ち点7差、勝ち点33の6位で折り返したが、伊藤彰監督(46)は12日、シーズンを4季に分け後半戦の第22~32節を“第3クール”と定義。11試合で「勝ち点27。8~9勝しなければならない」と公約を掲げた。これまで培ってきたパスサッカーに、序盤戦での割り切った戦い方を融合させて白星を重ね、J1復帰“当確ライン”までチームを押し上げる。

 参院選のさなか、伊藤監督がJ1“当確”へ数値目標を掲げた。昨季J2を制した松本の勝ち点77を仮想優勝ラインに設定。「第3クールでは勝ち点60に到達しないといけない。単純計算すれば勝ち点27、8勝から9勝が必要」と、そろばんをはじいた。第3クール終盤から第4クール序盤にかけ、大宮、柏、山形ら昇格圏クラブとの対戦が集中しており、それまでに勝ち点を上積みしておく必要がある。

 11節までの第1クールでは、クラブ史上初の開幕8戦無敗という好スタートで勝ち点20を挙げた。だが第2クール(12~21節)は2度の連敗で勝ち点13。直近5試合では総失点23失点のうち約半分の11失点が集中した。守備が崩される場面は少なかったものの、23失点のうち13失点はセットプレーと課題も見えた。

 前節の柏戦(2●4)で2ゴールを挙げた副主将のMF佐藤和弘(28)は「最初の10試合は泥臭く勝っていた。ボールをつなぐに越したことはないけれど、割り切って戦っていた頃に戻してもいいのかな」と話す。MF横谷繁(32)も「長い距離を走って戻るのが減っているかなと思っていた。そこは見つめ直さないといけない」と堅守を基礎とした戦いに立ち戻る必要性を指摘した。

 前回対戦(第11節・4月27日)では、シュートを決めきれずに1―1で引き分け。伝統の堅守を取り戻すことで、今季J2最強の攻撃陣が輝きを放つ。甲府らしい戦いで後半戦白星スタートを切る。(西村 國継)

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