【北北海道】29年ぶり出場の滝川、復刻ユニホームで新たな歴史作る

新ユニホームを掲げて「1勝」を誓う滝川のエース宮内
新ユニホームを掲げて「1勝」を誓う滝川のエース宮内

 夏の甲子園(8月6日開幕)出場をかけた北北海道大会が13日、開幕する。12日は会場の旭川スタルヒン球場で出場16校の公式練習が行われた。29年ぶり出場の滝川は新ユニホームで49年ぶりの勝利を目指す。

 “復刻ユニホーム”で新たな歴史を切り開く。公式練習を終えた滝川のエース右腕・宮内健塁投手(3年)は「違和感なく投げられた」と初のマウンドに好感触。畑瀬善信監督(43)も「選手たちは初めてのスタルヒンなのに、思ったより固さがなかった」と目を細めた。

 出場16校中最長、29年ぶりの出場。地区予選後に記念の証としてユニホームを新調した。白地にえんじ色の校名は、「滝川」から29年前と同じローマ字の「TAKIKAWA」へ。古川拳成主将(3年)は「ワクワクした気持ち。新しいユニホームを着るのが楽しみです」と気持ちを高ぶらせた。

 「打力のチーム」は今春から守備に不安を抱えてきたが、重点的に取り組み課題を克服。バックがもり立て、宮内も代表決定戦で岩見沢農に9安打を浴びながら、粘り強く完封投球を見せた。北大会出場を決めたチームには、OB、関係者らの祝福、差し入れが相次ぐなど大きな反響があった。

 しかし、重圧はない。「選手は歴史の重みを感じていると思うが、自分たちが一生懸命プレーすることこそ一番大事だと分かっている。気負いはない」と畑瀬監督。古川主将は「OBの思いも背負ってプレーしないといけない。でも、29年前はまだ生まれていないし…。自分たちの代から新しい歴史を作るつもりです」と意気込んだ。

 15日の初戦は、夏の甲子園に過去6度も出場している強豪・旭川龍谷が相手。勝てば49年ぶりの1勝だ。「期待に応えたい」と宮内。復活したTAKIKAWAが、次の扉をこじ開ける。(石井 睦)

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