◆マイナビオールスターゲーム2019 全セ―全パ(12日・東京ドーム)
2回2死一塁で全パの西武・森が右翼席への1号2ランで2点を先制した。
打った瞬間、ホームランと分かる打球だった。森が大瀬良の148キロ直球をフルスイングすると、角度42度がついた打球速度166キロの白球が、東京ドームの右翼ポール際へと飛び込んだ。
本塁打の飛距離は116メートル。森がダイヤモンドを一周している間には、球宴の力と力の勝負らしく、打たれた全セ・大瀬良からすがすがしさすら感じさせる笑顔がこぼれた。またファンからも大きな拍手が沸き起こっていた。
森は「完璧でした。(本塁打は)狙っていた」としてやったりの表情。フルスイングについても「自分の力以上に(振った)」と話していた。