2月のキャンプで右肩を痛めて2軍調整が続いていた中日・松坂大輔投手(38)が12日、シーズン開幕後初めて1軍に合流した。
16日の阪神戦(ナゴヤD)での今季初登板が濃厚な右腕は、ナゴヤドームで行われた投手練習に参加。キャッチボールやポール間走など行った後、本拠地のマウンドに立ち約30球投げ込んだ。「久しぶりにドームで練習できましたけど、日差しも強くなくて練習しやすい」とおどけた後、「(先発は)僕は言われています。率直にうれしかった。2軍とは雰囲気もガラッと変わってくるので、僕自身もどれくらい力んでしまうのか想像つかない。楽しみと不安は両方ある」と話した。
ファンとの接触で負った右肩痛が癒え、5月28日のウエスタン・ソフトバンク戦(タマ筑後)で実戦復帰。2軍では4試合に先発し18回を投げ4失点、防御率2・00と安定した成績を残し、1軍からのお呼びを待っていた。