納谷が2敗目。「引きずる黒星ではない」

納谷(右)は、塚原に叩き込みで敗れる
納谷(右)は、塚原に叩き込みで敗れる

◆大相撲名古屋場所6日目(12日、ドルフィンズアリーナ)

 昭和の大横綱・大鵬の孫で西幕下6枚目まで番付を上げてきた納谷(19)=大嶽=が、高校(埼玉栄)の同級生でライバルでもある西7枚目・塚原(19)=春日野=にはたき込みで敗れ1勝2敗とした。

 左肩から背中にかけて黒い土を付けた納谷は、それでも前を向いていた。「滑った感じですね。ちょっと焦ってしまいました。土俵際だけを気を付けていたのですが、まあ稽古が足りなかったということ。(土俵際で)しっかりと腰を落とせば良かったですね」と冷静に振り返った。

 それでも最後に「次につながる負けだと思います」と言い切ったのには理由がある。1番相撲で立ち合いが合わず天空海(立浪)に一方的に押し出されてしまった悪夢が2番相撲にも影響した。「立ち合いが怖くなってしまった」と漏らした言葉が納谷の弱気な気持ちを代弁していた。

 その悪夢を3番相撲で払拭することができた。「負けたけど、(今場所の)相撲で一番、いい立ち合いだったと思います。しっかり当たれたので次に引きずることはありません」と言い切った。高校時代からの仲間であり、ライバルに負けた悔しさは当然ある。それでも悪夢を振り払った黒星に確かな手応えをつかんでいた。

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