栃ノ心、大関復帰場所で6日目から休場 師匠は「半分の力も出てない」

朝乃山(左)に寄り切られた栃ノ心 
朝乃山(左)に寄り切られた栃ノ心 

◆名古屋場所6日目(12日・ドルフィンズアリーナ)

 大相撲の大関・栃ノ心(31)=春日野=が12日、名古屋場所を6日目から途中休場することが決まった。この日の朝稽古後、師匠・春日野親方(元関脇・栃乃和歌)が取材に応じ「ダメだな。右膝がやっぱり。昨日、一昨日と話をしていた。やっぱり半分の力も出てない。踏ん張れない」と明かした。

 栃ノ心は夏場所の10勝で大関に復帰したばかりだったが、古傷の右膝の状態が上向かなかった。加えて場所前には、左肩も痛めていた。師匠は「夏場所で膝の水を抜いて、力が入らなくなった。そこから3連敗した。今回は早め早めと言っていたけど、やらないまま初日を迎えた」と説明。取組の中で新しく痛めた箇所は無く、膝の手術の可能性も否定した。 

 けがと向き合いながら懸命な調整に励み、大関復帰場所に臨んだ。しかし右四つからの本来の力強い取り口も見られず、5日目(11日)の朝乃山戦で敗戦。初日からまさかの5連敗を喫していた。大関の初日からの5連敗(不戦敗を除く)は2008年初場所で7連敗した千代大海以来、11年ぶりとなる不名誉な記録。「痛いとか苦しいとか普段は言わないけど、『力が入らない』と言っていた。自分の相撲を取れない悔しさ、それが一番。悔しいだろうけど。申し訳ない」と思いを代弁した。

 栃ノ心の休場は右太ももを痛めた今年初場所以来。再出場はしない方針で、9月の秋場所(東京・両国国技館)では自身3度目のカド番となる見通しだ。夏巡業の参加については師匠は明言しなかった。歩けない程の重傷では無く、「明日から四股くらいは踏むかも」と春日野親方。「更に鍛え上げて頑張るという決意は昨日聞いた」と、復活に期待をこめた。

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