大谷翔平、前半戦好調の秘密 初球&左腕&内角攻略し14発3割3厘2年目で成長

6月30日、アスレチックス戦で本塁打を放ちベンチで迎えられるエンゼルス・大谷(共同)
6月30日、アスレチックス戦で本塁打を放ちベンチで迎えられるエンゼルス・大谷(共同)
大谷翔平(ロイター)
大谷翔平(ロイター)

 エンゼルス・大谷翔平投手(25)の後半戦は、12日(日本時間13日)のマリナーズ戦からスタートする。昨秋に右肘手術を受け、今季は打者に専念。オープン戦やマイナー戦に出場しないまま5月7日に復帰し、53試合、14本塁打、打率3割3厘と好調を保っている。その要因は主に3つある。

 〈1〉“トラウタニ”効果 昨季は2~8番を打ったが、今季は先発した試合は3番。前を打つ2番には両リーグトップの出塁率4割5分3厘を誇るトラウトが入る。投手はまずトラウトに神経を使う。リード打撃コーチも「大谷の3番はオーダーの心臓。トラウトと勝負しなかった(出塁を許した)場合、大谷と勝負しないといけなくなる」と証言。「(トラウトの)次の打者にただでさえストライクが欲しい。初球からストライクは振りたいなとはいつも思っている」との大谷の言葉どおり、昨季5本の初球弾が今季は6本だ。

 〈2〉苦手左腕克服 昨季は左投手に2割2分2厘、2本塁打と抑え込まれたが、今季は3割1厘の右投手を上回る3割9厘。「日本時代からそんなに左に対して嫌だなというのもない」というが対左腕の時には少し右足を引いて“開き気味”に構える打席もあるなど細かくアプローチする。

 〈3〉2年目の成長 メジャー投手のボールに慣れたのも大きい。一番は右投手の内角への100マイル(約161キロ)近いツーシーム。内角ストライクゾーンをかすめる球を見逃して、審判のやや辛い判定に天を仰ぐ場面もあったが、徐々に対応しつつある。「全体的に見たら甘い球をしっかり打てている。(内角球は)何回(ストライクを)取られても振らないと」

 自身の成長について「それは常に感じています」と胸を張る大谷。オースマス監督も「パワーも技術もある。最高な打者の1人」と期待する。まだまだ調子が上向く可能性がありそうだ。(安藤 宏太)

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