【巨人】記録で見る原野球 送りバント最少、7回以降ビハインドでは犠打ゼロ

 巨人は前半戦を48勝31敗1分けの貯金「17」の首位で折り返した。交流戦明けのリーグ戦再開後は10勝1敗と猛烈な勢いで加速。2位とのゲーム差はあっという間に9・5に開いた。

 9日の阪神戦(甲子園)では9回無死一、二塁で4番・岡本がプロ初犠打。1―0の1点リードの場面、さらに相手に重圧をかける積極的な策だった。

 ここまで80試合で巨人の犠打数はセ・リーグ最少の42。投手が記録したのが18で、野手の犠打が24ある。

 初回無死一塁の犠打は、2番に山本が入った6月4日の楽天戦(楽天生命)の1度だけ。坂本勇や丸が2番に入ることが多いこともあり、初回は基本的にヒッティング。どんな投手でも難しいと言われる立ち上がりで、簡単にアウトを与えない意図が見える。

 また、試合終盤のビハインドの場面でのバントもほとんどなかった。7回以降で相手にリードを許している場面での犠打はゼロ。6月19日のオリックス戦(東京D)で1点を追う9回無死一塁、途中から9番に入っていたビヤヌエバの代打山本が、上位打線につなぐために送りバントを試みて失敗こそあったが、原監督は終盤の「ビハインドバント」を簡単にしない。

 3月30日の広島戦(マツダ)では、2点リードの9回無死一、二塁から坂本勇が犠打を決めて丸につないだ。リードしている状況をさらに優位にするための攻撃的なサイン。このような状況では、原監督は主軸にもバントのサインを出す。

 バントはヒッティングで併殺の可能性を回避して走者を進められる一方、相手に貴重な1アウトを与える作戦。どの場面でバントを使うかは、ベンチの腕の見せどころかもしれない。

巨人

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