【巨人】交流戦開幕以降21勝8敗…原監督「後半戦が逆に怖いよ。逆に気が引き締まる思い」

貯金17で前半戦を終え、ファンに手を振る原監督(カメラ・泉 貫太)
貯金17で前半戦を終え、ファンに手を振る原監督(カメラ・泉 貫太)

◆阪神1―4巨人(10日・甲子園)

 快勝を振り返る口ぶりも、冷静そのものだった。今季3度目の阪神戦同一カード3連勝。原監督は、素直な心中を明かした。「ついてたよ、我が軍は。我が軍なのか、今村がついてたのか。1点で抑えたのはある意味、奇跡みたいなところはあった」。痛烈な打球が野手の正面を突き、相手が隙を見せたことにも助けられた。薄氷を踏む思いで、前半戦最後の試合をもぎ取った。

 前半戦を48勝31敗1分けで終え、貯金は実に17を積み重ねた。2位に9・5差をつけてのターンは、29年ぶりという快進撃。総括を求められ「まだ振り返ることはないね。選手もいっぱいいっぱいで頑張ってるので、少し体をリフレッシュさせて良いコンディションで後半戦に臨みたい。それだけだね」と話すにとどめた。

 今年のチームを「途上」と表現した上で開幕を迎えた。序盤は積極的に若手を起用。経験を積ませつつ、適所の見極めに費やした。桜井の先発転向や、田口のリリーフ起用。代走の切り札・増田大も存在感を示してきた。7月上旬には「一人ひとりの選手をほとんど把握することができた。それが自分の中では大きな収穫」と語った指揮官。メンバーを固め出した交流戦開幕以降は、21勝8敗と驚異的なペースで白星を重ねている。

 現状では、最速で18日に優勝へのマジックが点灯する。15日から始まる後半戦では、他球団から標的にされる中での戦いとなる。第1次、第2次政権の計12年間で、追う者の強さ、追われる立場の難しさは肌で感じている。「後半戦が逆に怖いよ。プロ野球というのはそうそう勝率に差が出ないから。逆に気が引き締まる思いだね」。先頭でゴールテープを切るまで、慢心はない。(西村 茂展)

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