川内が設楽悠太を絶賛「一人だけ軽そうだった」 ゴールドコーストマラソンから帰国

ゴールドコースト・マラソンから帰国した川内優輝
ゴールドコースト・マラソンから帰国した川内優輝

 4月にプロ転向した元公務員ランナーの川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損保=が10日、ゴールドコースト・マラソンから帰国した。ドーハ世界陸上(9月27日開幕)への中間点として位置づけたレースで2時間15分32秒の13位に終わったが「スピードが課題なのは明確。夏場にしっかり練習できる環境が整ったので、成長が見込めるのは大きい」と収穫を得た。

 第2集団でレースを進めた川内だったが、ペースメーカーが機能せず、30キロ手前で第3集団に吸収された後も粘るのがやっとだった。「最近は2時間10分切りできても、1キロあたり2分58秒~3分2秒くらいの安定したペースで走った場合が多い。それより速いペースが続くと、まだ体がついていかない」。北海道・釧路合宿で手応えをつかんでいただけに悔しい結果となったが「準備が足りなかった。力不足ですね」と真摯に受け止めた。

 一方、先頭集団でレースを進めて大会新記録での優勝となった設楽悠太(27)=ホンダ=については「一人だけ軽そうでしたよ」と別次元の走りを評価。「先週の日本選手権5000メートルが刺激だったのか、スピードへの余裕度が全く違う。何も苦しそうに見えなかった」。

 さらに、百戦錬磨の男は「海外でのマラソン初優勝は価値がある」と続ける。「これまでの設楽君はハイペースで突っ込んで、あとは我慢というレースだったが、今回は自ら仕掛けて勝ち取った。MGCでも同じことをしたら、他の選手はなかなか対応するのは難しいレベル」と分析。「混沌としてきたというか、ますます分からなくなってきましたね」。自身は出場しないが、わくわくした表情で2か月後の大一番をイメージした。

 川内は再び釧路合宿へ入り、ホクレンディスタンスチャレンジ士別大会と北見大会(ともに5000メートル)を転戦予定。「まずはスピードを戻すこと。そのスピードを維持したまま走り込みに入って、ドーハへとつなげていきたい」と話した。

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