【広島】ついに10連敗…なぜ逆転できない?「丸の働き期待したらいかん」

初回1死二塁、高橋に追加点となる右前適時打を打たれて肩を落とす山口(中)
初回1死二塁、高橋に追加点となる右前適時打を打たれて肩を落とす山口(中)

◆中日6―3広島(9日・ナゴヤドーム)

 広島の連敗がついに「10」に達した(1分けを挟む)。2011年5月25日の西武戦から6月6日のソフトバンク戦で喫した10連敗以来、8年ぶりの2ケタ連敗は、球団史上13度目の屈辱だ。

 1点を追う5回1死満塁で会沢が浅い右飛に倒れ、安部も一ゴロ。この3者残塁を含む計11に及ぶ残塁の山を築いた。この日は会沢、松山が適時打を放ったが、チームとして“マルチ適時打”は交流戦明け11試合で6日の阪神戦(甲子園=3適時打)と、この日だけ。先発の山口が初回3失点でKOされるなど、投打がかみ合わないのは相変わらずだ。高信二ヘッドコーチ(52)は「投手が抑えると点が取れない。点を取ったら投手が抑えられない悪循環。負けるときはこんなもの」と歯を食いしばるしかなかった。

 2016年から昨季まで逆転勝ちが45、41、41度で、いずれもセ・リーグ1位だった“逆転のカープ”が、今季は82試合を終えて「14」しかない(逆転負けは15試合)。東出輝裕打撃コーチ(38)は「今年は紙一重で(敗戦が多く)、去年のようなエネルギーがない。まだまだそこに選手の技量、体力が達していない」と説明する。

 チームは過渡期に差し掛かっている。同コーチはさらに「西川は頑張っているが、丸の働きを期待したらいかん。野間も、いい時の田中(広)のような活躍には、まだ(時間がかかる)。コツコツ成長するしかない。誠也みたいに飛び級で成長するのはひと握り」と強調。西川、野間の成長を認めながらも、やはり巨人へFA移籍した丸の穴を痛感している様子だった。

 仮に10日の中日戦も敗れれば、1999年6月25日の巨人戦~7月13日の中日戦の13連敗(球団史上ワーストタイ)以来の11連敗になる。同日に先発するのは大瀬良と並ぶチームの勝ち頭(6勝)のジョンソン。トンネル脱出に導く好投を祈るしかない。

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