【セレクトセール当歳】初登場キタサンブラック産駒、ドナブリーニの2019が最高値1億6000万円

キタサンブラックの初年度産駒では最高値となる1億6000万円で落札されたドナブリーニの2019(奥は母)
キタサンブラックの初年度産駒では最高値となる1億6000万円で落札されたドナブリーニの2019(奥は母)

 日本最大の競走馬のセリ、セレクトセール(日本競走馬協会主催)が9日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで最終日を迎えた。当歳セールには、16、17年の年度代表馬キタサンブラックの初年度産駒10頭が初上場。ジェンティルドンナの半弟、ドナブリーニの2019が最高値の1億6000万円で落札され、期待の高さが表れた。

 17年有馬記念などG1・7勝の父の名に恥じない“デビュー”となった。今年が初年度となるキタサンブラック産駒は、ドナブリーニの2019(牡)がセレクトセールに初登場。G1・7勝のジェンティルドンナを半姉に持ち、リザーブ価格5000万円から始まると、じりじりと値が上がっていき、1億円を突破。最後は1億6000万円で落札された。

 落札者は今季から馬主に同じく“初年度”で参入したHIROKIカンパニー。関係者は「金額は高かったけど、思ったよりは安かった。馬主は今年から。初年度産駒で面白いのかなと。キタサンブラックのような活躍を期待してます」と力をこめた。受け入れ先となる栗東の矢作調教師も「お父さんに似ていて、脚長で骨量が豊富。父が若くて活力がある」と楽しみにしている。昨年に初年度が登場した当歳馬のドゥラメンテ産駒は1億8000万円、モーリス産駒は1億7000万円が最高値。初年度産駒として2頭にひけをとらない堂々たるデビューとなった。

 この日は牡馬5頭、牝馬4頭の計9頭が落札され、総額は4億4000万円。ノーザンファームの中島文彦場長は「(キタサンブラック産駒は)体が立派で、胴が伸びていても、トモ(後肢)がしっかりしている。バランスもいいし、キタサンブラックに似ている」と話す。日本の競馬界を沸かせた名馬の子供たちは早ければ2021年にデビューし、父子でのG1制覇の夢を追う。(恩田 諭)

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