仙台育英・吉居大和、今季日本人高校最高13分55秒10「目標以上の走りができた」

男子5000メートルで今季の日本人高校生最高記録をたたき出した仙台育英高・吉居
男子5000メートルで今季の日本人高校生最高記録をたたき出した仙台育英高・吉居

◆陸上 宮城県選手権最終日(7日、ひとめぼれスタジアム宮城)

 男子5000メートルで吉居大和(仙台育英高3年)が今季の日本人高校生最高記録となる13分55秒10で圧勝し、県高校総体、東北高校総体と同種目2位に終わった悔しさを晴らした。男子3000メートル障害では小原響(仙台二華高3年)が日本人高校生歴代9位で同今季2位の8分51秒42で優勝。女子400メートル障害は斎藤真佑(24)=七十七銀行=が59秒73で制覇し、同1600メートルリレーと6日の400メートルリレーを含め3冠とした。

 ゴールを過ぎた吉居が、ガッツポーズで天を仰いだ。掲示板には「13分55秒10」の表示。今季の日本人高校生最高記録に会場内の観客がどよめいた。「調子もよかったので14分10秒は切りたいと思っていた。ラストまでしっかり粘り切れて目標以上の走りができた」と胸を張った。

 常に記録を争う、盟友に勝った。5月の県総体、6月の東北総体はチームメートの喜早駿介(3年)に競り負けて2位。「ずっと2人で練習してきたけど、喜早はレースになると100%以上の力を出してくる。正直、悔しさもあった」と吉居。今レースでも序盤から喜早と競り合いながら、ハイペースを維持。3000メートル通過が8分24秒で、14分切りが見えると一気にギアを上げ突き放した。

 目標だった8月の全国高校総体(沖縄)に向け、伏兵から一気に主役候補に躍り出た。昨年は東北総体の同種目を5位で通過しながら、大会後に右膝の疲労骨折が発覚し、全国総体の出場を逃した。「悔しさを持って1年間練習してきた。本番でも喜早と競い合って一緒に表彰台で笑いたい」と吉居。本番まで最高のライバルと切磋琢磨(せっさたくま)しながら、頂点を目指す。(遠藤 洋之)

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