【楽天】下水流、移籍3戦目で初安打&初打点も今季ワースト9連敗

3回2死一、二塁、一時勝ち越しとなる右前打を放った楽天・下水流
3回2死一、二塁、一時勝ち越しとなる右前打を放った楽天・下水流

◆楽天3―6日本ハム(7日・楽天生命パーク)

 楽天は日本ハムに3―6で敗れ4位に転落。1分けを挟んで、今季ワーストの9連敗となった。トレードで広島から加入したばかりの下水流昂外野手(31)が2回、三塁線へのボテボテの当たりで一塁にヘッドスライディング。体を張った気迫あふれるプレーで、加入後3戦目で初安打を勝ち取ると、3回には初打点もマーク。期待の新戦力が初の複数安打と意地を見せた。

 絶対に勝つ! 気迫が伝わってくるようなヘッドスライディングだった。0―2で迎えた2回1死、走者なし。下水流が放った打球は、三塁線へのボテボテの当たり。まるで高校野球の最後の打者のようなプレーに、焦った左腕・加藤が悪送球。その間一気に二塁を陥れた31歳の気迫が、チームにも波及した。続く島内の中前適時打で、1点をもぎ取った。試合後、ヘッドスライディングについて問われると「僕は一生懸命やるだけです」と淡々と語った。

 2―2の同点で迎えた3回2死一、二塁のチャンスでは、フルカウントからの6球目をしぶとく右前へ運んだ。一時勝ち越しとなる一打は、楽天加入後3試合目(7打席目)で初のタイムリー。「常々、チャンスでは積極的に打てるようにとは思っています」。一塁ベース上で力強く右手を握りしめ、闘志を表現した。

 平石洋介監督(39)は、下水流の初ヒットに関して「打ち取られていた当たりだったけど、気持ちで出塁した。ヘッドスライディングがいいか悪いかは分からないけど、ああいうプレーは士気を上げる」と、ひたむきな姿勢をたたえた。

 9連敗は10連敗を喫した17年(8月23日~9月3日)以来、2季ぶり。下水流は「勝てれば一番良かった。次は(ファンを)喜ばせることができるように、勝てるように頑張ります」と気合いを入れ直した。泥臭く、勝利のために魂をささげる―。そんな男が、連敗中のチームに勇気を与える。(高橋 宏磁)

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