大船渡・佐々木朗希、練習試合で5回1安打無失点10K…GTスカウトもうなる

佐々木朗希
佐々木朗希

 15日に初戦を迎える大船渡(岩手)の163キロ右腕・佐々木朗希(3年)は、柏木農(青森)との練習試合で5回1安打無失点、10奪三振の快投。MAX152キロと力を抑えながらも、順調な仕上がりを見せつけた。

 夏の日差しの下でも、大船渡・佐々木は涼しい顔のままだった。左膝を高く上げる独特のフォームから、直球とスライダーを中心にテンポよく投げ込む。5回1安打1四球で無失点。70球で毎回の10三振を奪い、見守った巨人、阪神のスカウトをうならせた。

 春からの変化球主体で打たせて取る投球から、この日は力は抑えながらも、直球で押す本来のスタイル。ファウル、空振りで簡単に追い込み三振を量産する姿に、阪神・葛西スカウトは「球数が減るから、こっちの方が疲れない可能性もあるね」と分析した。

 特に精度が上がったのはスライダーだ。直球のMAXが152キロだったのに対し、スライダーは133キロ。巨人・柏田東日本統括は「今日のスライダーはすごかった。切れ、スピード、曲がり幅。高校生で打つのは難しい。変化球のコントロールはひとつレベルを上げている」とうなずいた。

 大船渡の初戦は15日。7日に予定されている練習試合が、大会前最後の実戦になる見込みだ。葛西スカウトは「不調の波を見たことがないし、安定感もすごい。体力もありそうだし、連投も大丈夫でしょう」と本番での投球に期待を寄せていた。(山口 泰史)

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