【巨人】デラロサ、来日初球156キロの衝撃デビュー「制球には非常に自信がある」

イースタン・リーグの西武戦に登板したデラロサは、1イニングを3者凡退に抑えた(カメラ・竜田 卓) 
イースタン・リーグの西武戦に登板したデラロサは、1イニングを3者凡退に抑えた(カメラ・竜田 卓) 

◆イースタン・リーグ 巨人2―3西武(5日・ジャイアンツ球場)

 巨人の新助っ人、ルビー・デラロサ投手(30)=ダイヤモンドバックス傘下3Aリノ=が衝撃デビューを飾った。イースタン・リーグ、西武戦(G球場)の2回に2番手で登板。初めて日本のマウンドに立ち、初球にこの日最速となる156キロをマーク。わずか6球、3人でピシャリと抑える好投を披露した。

 G球場の電光掲示板に表示された「156」の球速に、誰もが目を見張った。デラロサ、注目の来日初実戦。川越への初球ストレートは、この日の最速をマークし、一ゴロに打ち取った。

 続く山田はスライダーで遊ゴロ、西川は154キロ直球で遊ゴロに打ち取り、わずか6球で3者凡退。3分足らずの“デラ劇場”に「マウンドの硬さもいいし、ボールも大きくも小さくもなく感じて、投げられました」と日本での第一歩を振り返った。対戦した山田は「156キロ(を出す投手)はなかなかいない。スライダーのキレもすごかったですし、以前巨人にいたカミネロのような印象を受けました」と至近距離で体感した印象を語った。

 最速159キロを誇る助っ人は「球速? もう少し出るかな。コントロールを意識して投げました」と涼しい顔。「制球には非常に自信がある。暴れることはないと思う」と話したように、捕手が構えたミットはほぼ動かず。17年8月に自身2度目の右肘じん帯再建術を受けた影響も全く感じさせず「今はなにもない」と万全を強調した。

 この日は最愛の妻・カリーナさん(29)、息子のイーサン君(6)も観戦に訪れた。「家族は野球場を離れたら一番大事な存在」と助っ人。来日を決断する際、家族には不安があったそうだが「自分にとってはいいチャンス。しっかり説得しました」。力投する姿を目前で見せた。

 「今のところ感触もいいし、呼ばれたらすぐ行ける感じです」と1軍合流に意欲を示した剛腕。結果を伝え聞いた宮本投手総合コーチは「もう1試合かな。でも甲子園の独特な雰囲気を味わわせてあげたい。登録は別として、試合の雰囲気をね」と8日からの阪神戦に帯同させるプランを明かした。強烈なインパクトを残した右腕が、昇格へ向け準備を進める。(河原崎 功治)

 ◆ルビー・デラロサ(Rubby De La Rosa)1989年3月4日、ドミニカ共和国出身。30歳。2011年にドジャースでメジャーデビュー。13年からRソックス、15年からDバックス。リリーフ、先発を経験しメジャー通算26勝。17年8月に2度目の右肘じん帯再建術を受け、復帰した今季は傘下3Aでリリーフとして18試合に登板。2勝1セーブ、防御率2・49、奪三振率は12・00。183センチ、95キロ。右投右打。背番号「97」。

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