イサキ入れ食いモード…千田港・三喜丸で50尾達成者続出

良型イサキを3尾掛けで上げた千葉さん(三喜丸で)
良型イサキを3尾掛けで上げた千葉さん(三喜丸で)

 イサキ釣りが、ベストシーズンを迎えている。南房・千田港の報知指定・三喜丸の乗合船では、千田沖から白浜沖を狙い、規定数の50尾を達成する釣り人が続出している。沖の根周りには、産卵を控えた群れが大挙して押し寄せ、活発に餌を追っている。“梅雨イサキ”は白子や真子も大きくなり、食べても抜群だ。

 操舵(そうだ)室をのぞくと、魚群探知機には水深25メートル前後から30メートルの宙層に真っ赤な反応が映し出されていた。ソナーにも前方方向に魚群が映っていた。船の周りには大きな群れがいるようだ。早川正晴船長(75)の「水深25から23メートルがタナです。どうぞ」の声で一斉に釣り開始だ。

 タナ取りが重要なイサキ釣り。まずは1メートルごとについている道糸の印を頼りに、船長が指示したタナの下限まで仕掛けを下ろす。ここで魚を驚かせない様にコマセカゴをゆっくりと2度ほど振って、リールをふた巻き。仕掛けをなじませると後はイサキが食いつくのを待つだけだ。少し間をおき、コツンとアタリ。すぐさまギュンギュンと竿先が引き込まれた。巻き上げ中も鋭い引きが続く。水面に現れたのは25センチ級の中型だ。次の投入でも同型を2尾掛け。入れ食いモードに突入だ。

 松戸市の千葉義之さん(76)は、序盤から2~3尾掛けを連発して数を伸ばした。千葉さんはイサキのアタリがあってもすぐにはリールを巻かない。竿を少し立てて聞き合わせ、しっかりとハリに掛けてからゆっくりとリールを巻き、追い食いを狙っている。「ハリに掛かった魚が暴れると、コマセが出されるので、周りの魚が追い食いします。ムツバリの方が魚が暴れてもバレない様な気がしますね」と50尾の規定数をクリアした。

 ピークを迎えた“梅雨イサキ”。三喜丸では、千田沖から白浜沖を狙い好釣果を連発している。50尾に到達する釣り人は多い。型は25センチ前後の中型が主体で、30センチオーバーの良型が交じっている。早川船長は「各ポイントでイサキの反応があり、産卵前の荒食いが続いています。白子や真子がたっぷりと入った魚が多いですが、真子などが未成熟な魚も交じるので、今月いっぱいはイサキ釣りが楽しめますよ」と見ている。(田中 清)

 ◆大型35センチ来た

 終了前の流しで足立区鈴木秀夫さん(65)が大型を掛けた。船の下へ下へと潜り込む魚に、リールを巻く手を止め竿を下げて強い引きを交わした。徐々に距離を詰め、コマセカゴを取り込みハリスをつかむと、魚の動きに合わせ一気に魚を抜き上げた。35センチの大型イサキだった。「レギュラーサイズよりはるかに引いたよ。ハリスは2号だから引き抜いちゃいました。ここは大型メジナなど、何が食うかわからないからね。少し太めのハリスを使っています」と話す。鈴木さんは、数でも50尾の大台に乗せ笑顔を見せた。

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