順位戦がわずか1時間23分で終了…感想戦もなし 藤井聡太七段2連勝は珍体験の連続

順位戦C級1組2回戦で堀口一史座七段(右)に勝った藤井聡太七段。堀口はすぐに対局場を去った(カメラ・筒井 政也)
順位戦C級1組2回戦で堀口一史座七段(右)に勝った藤井聡太七段。堀口はすぐに対局場を去った(カメラ・筒井 政也)

 将棋の史上最年少棋士・藤井聡太七段(16)が2日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第78期順位戦C級1組2回戦で後手の堀口一史座(かずしざ)七段(44)を47手で下し、今期2連勝とした。

 順位戦の持ち時間は各6時間。通常は昼食・夕食休憩を挟む長丁場の棋戦だが、開始わずか1時間23分で堀口が投了。藤井が注文した昼食が届く前に終局となった。藤井の順位戦計22戦では最短時間。47手は、デビュー3戦目の竜王戦ランキング戦(2017年2月9日、VS浦野真彦八段)の48手を抜き、自身最少の手数となった。

 両者は初手合いだったが、堀口は開始5分前にようやく対局場に現れ、藤井や報道陣を前にパフォーマンスするなどして対局場は不穏なムードに包まれた。

 また、終局後は堀口がさっさと駒を片付けて帰ってしまい、対局を2人で振り返る感想戦もなし。藤井にとっては珍体験の連続となった。順位戦の午前中の終局に、藤井は「途中で堀口七段に誤算があったのでは」と“大人の対応”を見せた。堀口は早指し将棋で勝てないと見切ると、早投げする傾向があり、6月27日の叡王戦では持ち時間1時間ながら16分で投了している(VS有森浩三七段)。

 藤井は、昨期は頭ハネで涙を飲んだB級2組昇級に、さらに一歩前進。「まだまだ先は長いですが、これからも一局一局、全力を尽くしていきたい」と話した。

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