卜部蘭が800m初V 2冠導いた横田コーチとの絆「金メダル2つかけて写真を撮ろう」

女子800メートルで優勝した卜部
女子800メートルで優勝した卜部

◆陸上 日本選手権 最終日(30日、福岡・博多の森陸上競技場)

 女子800メートル決勝が行われ、卜部蘭(NTTC)が2分2秒74の自己新記録で初優勝した。28日の1500メートルとあわせて2冠を達成。3連覇を狙った北村夢(エディオン)は2分12秒29で8位だった。

 スタートこそ中盤につけた卜部だったが、持ち前の持久力で徐々にポジションを上げると、残り300メートル付近からギアチェンジ。集団を抜け出して、スパート合戦に持ち込むと、残り100メートルは「がむしゃらに」駆け抜けて初の日本一に輝いた。「1500メートルが終わってからいい感覚だった。チャレンジャーの気持ちで勝負して、今は素直にうれしい」と汗をぬぐった。

 コーチからのアドバイスで冷静になれた。男子800メートル前日本記録保持者の横田真人コーチから「スタートは他の選手が速いかもしれないが、焦らず上げていければチャンスはある」と秘策を授けられた。1500メートルと比べて全体的にスピードのある選手が多い中、無理をせずに持久力を生かした作戦。「横田コーチの言葉を自分に言い聞かせながら、徐々に前へ上げて、最後は無我夢中」。日本一を決める勝負の舞台で、1500メートルを含めて4本目のレースだったが、自己記録も更新するなどまだまだ底知れない力を秘める。「横田コーチからは『レースが終わったら、金メダル2つかけて、一緒に写真を撮ろう』と言ってもらえた。それだけイメージして走れました」と笑顔がはじけた。

スポーツ

報知ブログ(最新更新分)

一覧へ
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請