香川真司が“走り方改革”…筑波大准教授と走行時の初速アップに取り組む

練習前、キャッチボールで体をほぐす香川(後方は浅野=カメラ・星野 浩司)
練習前、キャッチボールで体をほぐす香川(後方は浅野=カメラ・星野 浩司)
シュートを放つ香川
シュートを放つ香川

 日本代表MF香川真司(30)=ベシクタシュ=が29日、宮崎市内で行っている個人キャンプを公開。陸上男子110メートル障害の2000年シドニー、04年アテネ五輪代表で筑波大准教授の谷川聡氏(46)から指導を受け、走行時の初速アップに取り組んでいることを明かした。保有元のドイツ1部ドルトムント退団が濃厚で来季の去就は未定だが、本格的な“走り方改革”に着手して勝負のシーズンに挑む。

 香川は降りしきる雨を切り裂きながら、更なる進化に向けて走り続けた。

 今冬はドルトムントから出場機会を求めてトルコ1部ベシクタシュに期限付き移籍。14試合4得点を挙げたが、先発は4試合のみで「なかなか試合に絡めず苦しいシーズンだった」。30歳を迎える自身を見つめ直し「体をしっかり作らないとシーズンを戦えない」と痛感。「違う視点で物事を見ることが必要だった」と谷川氏に助言を仰いだ。

 陸上110メートル障害の五輪代表で元日本記録保持者。日本代表MF原口元気(28)を2014年から指導し、走力を飛躍的に高めた実績がある。香川は昨季途中から今オフにかけ、初速アップに重点を置く走り方改善の指導を数回受けた。「走る前に体の状態やバランスと、根本的なところを見直さないとトレーニングしても意味がないと気づくキッカケをくれた」。故障に強い体を作りながらスプリント力の強化を図る。

 香川の個人トレーナー・神田泰裕氏(30)も「サッカーがよりハイテンポになる中で彼のプレーエリア、精度を上げていくことにトライしてる。30代のピークを2~3年遅らせることもできる」と期待を寄せた。

 ドルトムント退団が濃厚で、今夏の去就が注目される香川。28日にはスペイン1部ベティスから獲得オファーを受けたとトルコ紙フォトスポル(電子版)が報じたが「まだ新しいチームが決まってないけど、しっかり決めて良いスタートを切りたい」と前を向く。

 来季を「自分のヨーロッパでの人生を左右するシーズン」と位置づける。「新たな香川真司を自分なりに作っていきたい」。群を抜く技術の高さやステップワークに、進化したスプリント力が加われば大きな武器になる。(星野 浩司)

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