広島のケーシー・ローレンス投手(31)が7月3日のヤクルト戦(マツダ)で来日初登板初先発することが29日、濃厚となった。当初はブルペンから遠藤淳志投手(20)を先発に配置転換する方向だったが、中継ぎ陣が手薄となるため、白紙に。佐々岡投手コーチは「2軍から上がってきた藤井皓も中村祐も打たれた。遠藤は先発も考えていたが、このままリリーフという可能性もある」と説明した。
この日、ウエスタン・リーグの阪神戦(マツダ)に先発したローレンスは、1回を無失点に抑えたところでベンチに下がった。中3日で1軍マウンドに上がるための調整登板だったとみられる。2軍では13試合に登板し、3勝3敗、防御率3・25。開幕前に祖父の葬儀などで出遅れた助っ人がいよいよベールを脱ぐことになりそうだ。