【阪神】藤浪 5度目の2軍登板で今季初完投 抜群の内容で1軍復帰へ大前進

スポーツ報知
ウエスタン・広島戦に先発し、力投する藤浪

◆ウエスタン・リーグ 広島1―0阪神(29日・マツダ)

 阪神・藤浪晋太郎投手(25)が、中10日で2軍戦5度目の先発マウンド。負け投手にこそなったが、抜群の内容で今季初めて1試合を投げ切り、8回4安打1失点だった。

 左打者5人の広島打線に対して初回、1番・大盛にはフルカウントから3球連続ファウルで粘られたが、11球目の135キロカットボールで空振り三振。2回は先頭の坂倉に右中間への二塁打を浴びると、1死二、三塁から永井の三ゴロの間に先制されたが、最少失点で切り抜けた。

 5回2死では、大盛に「余裕があれば」と話していたカーブを解禁。118キロの緩い球で一直に打ち取った。4~6回は3者凡退。6回はわずか4球で料理した。

 7回1死。中神を外角の153キロ直球で見逃し三振。相手は反応できなかった。2死から桑原に遊撃内野安打で出塁され、この日3つ目の盗塁と捕手の悪送球で2死三塁となったが、代打・岩本を143キロのフォークで空振り三振。ピンチを切り抜けた。

 全てセットポジションからの投球で最速は154キロ。全イニングで150キロ以上をマークした。今季最多101球を投げ抜き、与えた四球は1つだけ。8三振を奪った。今季最長の8イニングで大きく抜ける球は1球もなかった。

 今季はオープン戦で課題の制球難などを克服できず、7年目で初の開幕2軍。ファームで時間をかけて調整してきた。5月18日のウエスタン・広島戦(由宇)で67日ぶりに実戦復帰。以降は3回、5回、7回と順調にイニングを伸ばし、この日が初めてイニング制限なしの登板だった。

 5回1安打無失点の好投を見せた今月11日の同・オリックス戦(オセアンBS)後、報告を受けた矢野監督は「(1軍復帰の)めど見えたでしょ」と明言。そこから更に2戦続けて結果を残した剛腕の1軍マウンドがいよいよ近づいてきた。

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