【日本ハム】吉川光夫に栗山流ゲキ「お帰りなさいとかはない」

日本ハムに復帰した吉川(右)は栗山監督と入団会見した
日本ハムに復帰した吉川(右)は栗山監督と入団会見した

 巨人から日本ハムへトレード移籍した吉川光夫投手(31)、宇佐見真吾捕手(26)が28日、札幌Dで会見した。栗山英樹監督(58)と3人が同席。会見後には即ブルペン入りし約30球を投げ込んだ左腕は、16年以来の古巣復帰となったチームの力になることを誓った。

 吉川はゼロからの再スタートを誓った。ベージュのスーツ姿に身を包んだ左腕。「今までのことは関係なしに、ゼロからスタートするものだと思っている。また一つずつ積みあげて行けたら」と復活を誓った。

 16年以来の古巣復帰だ。栗山監督が就任1年目の12年に14勝5敗、防御率1・71と活躍。リーグ制覇の原動力となり、リーグMVPにも輝いた。

 指揮官は巨人に移籍した後も特別な思いを持って見守っていた。「僕が監督になった時、吉川が頑張ってくれて優勝させてもらった。何がなんでもいい野球人生を歩ませるんだっていうのはこっちの覚悟としてはチームを離れてもある。吉川に関しては意外と厳しく『お帰りなさいとかはないからな。本当に覚悟して勝負しなさい』ということを伝えたつもり」と厳しい言葉で激励した。

 栗山監督の思いは痛いほど感じている。巨人に在籍した2年半で7勝11敗。今季は9試合の登板で防御率9・95。本来の力を発揮しているとは言えない状況が続いていた。シーズン途中のトレードも「ユニホーム着て始まってしまえばやるしかない」。感じていた戸惑いも今はもうない。

 会見後は全体練習に合流。ブルペン入りし指揮官の見守る前で約30球を投じた。起用法については先発となる可能性が高いが「(状態は)良くなっている方じゃないかな。どこで投げるか分からないですけど、投げるときにしっかりと(力を)出せれば」。北の大地で再び輝きを取り戻す。(秦 雄太郎)

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