【浦和】蔚山を3発粉砕し逆転8強…興梠は監督交代に責任痛感、大槻体制4戦3発

◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽決勝トーナメント1回戦第2戦 蔚山0―3浦和=2戦合計2―4で浦和がベスト8進出=(26日、韓国・蔚山)

 2017年以来3度目の優勝を目指す浦和は敵地で蔚山を3―0で下し、2戦合計4―2で2年ぶりの8強入りを決めた。2点差以上の勝利か3得点以上の勝利が必要な中、FW興梠慎三(32)が前半41分と後半35分に2ゴール。自身が持つACL日本人最多記録を更新する通算23得点目で、奇跡的な大逆転を呼び込んだ。日本勢の鹿島と浦和が進んだ準々決勝(8、9月)の組み合わせは7月2日に決まる。

 浦和のエース・興梠が豪快なヘディング2発で大逆転劇の主役になった。前半41分、MF宇賀神の右クロスに「うまくマークを外せた」とゴール左隅へ先制。後半35分にはDFマウリシオの右クロスに飛び込み、ゴール右隅へ決めた。自身が持つACL日本人最多記録を更新する通算22、23点目。ホームで1―2と敗れた第1戦で無得点だったうっぷんを晴らした。

 大雨の中で90分間走りきり「疲れました。厳しい試合でしたが、いい時間帯に追加点、3点目が取れた。たくさんのサポーターのために勝利をプレゼントしたかったから、勝てて良かった」と安堵(あんど)した。

 先月末、オリヴェイラ前監督(68)の解任に並々ならぬ責任を感じた。鹿島時代に控えだった自身を見いだした恩師に「鹿島以上のタイトルを取らせてあげたかったから非常に悔しい。しっかり結果を出すしかない」。強い思いを胸に、監督交代後は4戦3発と攻撃を引っ張っている。

 オールバックに眼鏡の“組長スタイル”で指揮した大槻毅監督(46)はMFエベルトンの3得点目が決まるとガッツポーズを連発。「今日の結果は出来過ぎだけどホッとしてる。選手とサポーターに心から感謝したい」と喜んだ。

 優勝した17年は決勝T1回戦、準々決勝ともにアウェーの初戦で負けながらホームの第2戦で逆転。今回はホーム→アウェーと真逆な上に、過去に決勝Tで1勝5分け4敗と“鬼門”だった敵地で奇跡を起こした。「これからも厳しい戦いが続くので、しっかり体調を整えて次の試合に臨みたい」と興梠。逆転、逆転でアジアを制した2年前の再現が見えてきた。

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