「広場恐怖症」と闘うロッテ・永野に全国から応援メッセージ…妻は「治る病気と思って闘える」

スポーツ報知
ロッテ・永野将司

 今春「広場恐怖症」との闘病を公表をしたロッテ・永野将司投手(26)が、26日に放送されたTBS系「壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち」(後7時)に登場した。

 今季2年目の永野は今年3月12日のオープン戦・ヤクルト戦の試合後に「広場恐怖症」と闘病をしていることを明かした。九国大3年時に「動悸(どうき)がして、飛行機なら外に出られなくなるんじゃないかとか、飛び降りたくなったり、死んでしまうんじゃないかという恐怖心が出てくる」と乗り物に乗れなくなる症状に襲われ、社会人・ホンダでの1年目に診察を受けて病名が分かった。

 昨年2月の石垣島キャンプは薬を飲んで飛行機移動できたが、その際も汗が噴き出し、顔は青白く血の気が引いた状態だったという。今年は2度試みたものの、断念。埼玉・狭山市のホンダ施設で練習を行い、2月下旬、キャンプを打ち上げた2軍に合流した。新幹線は各駅停車の「こだま」だけ乗車可能。昨季の仙台遠征では埼玉の自宅から4時間かけて車移動した。

 闘病を公表後、永野の元には全国から応援するメッセージが寄せられた。情報番組では落語家の立川志らくが「とにかく徹底的に治してエースとして活躍してほしい」とコメントした。

 永野の妻は寄せられる応援の声に「治ったという人が多いので、前向きになれる。治る病気と思って闘えるよね」。永野は「そやな」と改めて克服を誓っていた。

 ◆永野将司(ながの・しょうじ)1993年3月2日、大分・杵築市生まれ。26歳。日出暘谷高では外野手。九州国際大で投手転向。3年時に148キロを計測も4年時に左肘を故障しトミー・ジョン手術を受けた。1年間の浪人生活を経て社会人・ホンダ入り。2017年ドラフト6位でロッテ入団。昨季はZOZOで3試合、楽天生命で1試合の4試合に登板し0勝0敗、防御率0・00。181センチ、82キロ。左投左打。家族は夫人と1女。年俸850万円。

 ◆広場恐怖症 通常であれば何でもないような状況に対し、過剰な恐怖や不安を持つ「不安症群」の一つ。恐怖を抱く対象で最も多いのが、すぐに逃げ出すのが難しい場所や状況に置かれたときで、飛行機や高速で移動する新幹線などに乗る際にほぼ毎回恐怖や不安を誘発する。公共交通機関、広い場所、閉所を避けていることが6か月以上、持続している不安障害に含まれる精神障害。投薬やカウンセリング、VR(バーチャルリアリティー=仮想現実)療法などの治療法がある。

芸能

宝塚歌劇特集
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×