茨城・大洗沖でマダイ6・5キロ筆頭に18尾

1キロオーバーのマダイを食わせ笑顔の石塚さん(昭栄丸で)
1キロオーバーのマダイを食わせ笑顔の石塚さん(昭栄丸で)
19日に6・5キロのマダイを上げた水戸市の簗辺史典さん
19日に6・5キロのマダイを上げた水戸市の簗辺史典さん
マダイが食った! 竿が大きな弧を描く
マダイが食った! 竿が大きな弧を描く

 茨城・大洗沖でマダイが釣れだした。大洗港の報知指定・昭栄丸の乗合船では大洗沖水深30メートル前後を一つテンヤで狙い、19日に6・5キロを筆頭にトップ18尾を記録、その後も1キロ前後が主体でトップは8~12尾と調子がいい。マダイのほかにも30~40センチ級のハナダイやヒラメ、イナダ、アイナメなど交じりものも多く、クーラーボックスを彩っている。

 釣り場は大洗沖水深29メートル。8号テンヤを投入。海底に着いたテンヤを誘い上げようとした瞬間、ゴツゴツと手元まで伝わるアタリがきた。しかし、合わせたが、抜けてしまった。残った餌に再度食いつくことを願い、テンヤをもう一度ゆっくりと下ろす。テンヤが海底に近づくと、またゴツン、ゴツン。今度こそと強めに竿を立てると、竿は大きくしなった。マダイ特有の三段引きを楽しんでいると、桜色の魚体が水面に姿を現した。一気に引き抜くと船内でバタバタと暴れた。0・6キロと小ぶりながらもきれいな魚体だ。

 テンヤ釣りでは、様々な誘いのパターンがある。八潮市の石塚晴巳さん(63)は、横方向への誘いで数を伸ばした。テンヤの着底後に竿をゆっくりと立て、道糸にテンションを掛けながら竿先を下げ、道糸を少しずつ巻いて誘う。するとすぐにゴツゴツと竿先を揺らす反応。1キロ級のマダイを上げると次の投入でも連続ヒット。「今日は縦方向の動きより、横に動くものに反応しているようですね。魚がオキアミを吐いていたので、オキアミの中を餌のエビが泳ぐように、海底と平行にテンヤを動かしました」としてやったりの表情。

 ここまで大洗沖のマダイは食いが渋かった。転機となったのは、今月19日。昭栄丸ではこの日、6・5キロを筆頭にトップ18尾を記録した。21日には0・3~1・3キロを2~10尾、その後も好調でトップは22日に8尾、23日は12尾と釣果が伸びている。

 不調の原因は北から流れ込む親潮だった。この潮が水温を下げ、オキアミを運んできて、マダイはテンヤには見向きもしなかった。小野瀬茂船長(56)は「ここにきて親潮が弱まり、広範囲にいたオキアミが減った」という。そして、これからいよいよ乗っ込みが始まる。「水温が19度台になると、点在する根周りに群れが集まります。単独でいることが多い大型も根に入り、産卵前の荒食いが始まります」と小野瀬船長は見ている。大洗沖のマダイ釣りは最盛期目前だ。(田中 清)

 ◆めも マダイ釣りの近況、問い合わせは大洗港昭栄丸(TEL029・267・5396、HPはQRコード参照)乗合船は午前4時集合。料金は、生きエビ餌(状況により冷凍ものになることもある)、氷付きで1万1000円。

 このほか以下の船宿から乗合船が出る。

 ▽テンヤ

 平潟港第3隆栄丸(TEL0293・46・2133)

  日立久慈港大さん弘漁丸(TEL0294・52・3504)

  那珂湊港源丸(TEL029・265・7718)

  鹿島港植田丸(TEL0299・82・3773)

  飯岡港太幸丸(TEL0479・63・1902)

  大原港松栄丸(TEL0470・62・0571)

  洲崎栄ノ浦港早川丸(TEL0470・29・1095)。コマセ釣りにも出る

 ▽コマセ

  洲崎港第2美吉丸(TEL090・7008・0802)

  保田港弥生丸(TEL0470・55・0747)

  腰越港孝太郎丸(TEL0467・31・1344)

  茅ケ崎港ちがさき丸(TEL0467・86・1157)

  早川港平安丸(TEL0465・22・0676)

  古宇港吉田丸(TEL055・942・2565)

1キロオーバーのマダイを食わせ笑顔の石塚さん(昭栄丸で)
19日に6・5キロのマダイを上げた水戸市の簗辺史典さん
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