3月11日に右肘のクリーニング手術を受けた楽天・則本昂大投手(28)が25日、イースタン・西武戦(西武第二)で、手術後2度目の実戦登板。先発で6回を投げ、1安打無四球5奪三振で無失点と好投した。
3回1失点だった20日のイースタン・巨人戦(楽天生命)以来、中4日の登板。80球をメドにマウンドに上がったが、初回から快調にアウトを重ね、4回まで完全投球。5回に初安打を許したが、四死球も与えず、わずか68球で6回まで投げきった。
伊藤投手チーフコーチは「報告はまだ聞いてないけど、順調じゃないですかね」と満足げ。ここまでの回復状況について、平石監督も「いろんな幅を持った想定の中で、順調な方の想定内」と明るい表情を見せた。次回の登板日は、翌日の状態を見た上で決める方針だが、順調であれば2軍で100球をメドにして投げることになりそうだ。同コーチは、球宴前の1軍復帰について「状態次第です」と否定しなかった。