ロッテの本拠地・ZOZOマリンスタジアム横にある公式グッズストアに7月5日から「鈴木ラッキー7神社」が設置されることが24日、明らかになった。ご神体として6月16日の中日戦(ZOZOマリン)で9回に5点差を逆転しサヨナラ打を放った折れたバットを展示する。球団が神社を作るのは04年から09年まで海浜幕張駅前の公式グッズストアに展示したバレンタイン神社以来。優勝を祈願して作られた同神社は設置2年目の05年にリーグ優勝、日本一となった縁起ものでもあった。
バットを折りながらも執念でチームに勝ちをもたらした鈴木は「中日戦の5点差からのサヨナラ打は自分にとっても忘れられない特別な一打となりました。この時に折れながらも力をくれてサヨナラ打にしてくれたバットが、このような形で大切に保存してもらえるのはとてもうれしいです。でも飾られるぐらいで神社になるとは夢にも思っていませんでしたけど。ご利益がありそうなので自分も一度、お参りに行きたいと思います。今後もご利益があると思われるように自分もしっかりと頑張らないといけないですね!」と笑みを浮かべた。
チームは交流戦を8勝10敗で終えて5位。前半戦の終盤に向けて「交流戦後半ぐらいからチームとしても、僕も状態は上がってきているのでリーグ戦再開後、またこの状態で頑張ってまずは前半戦をいい形で終えたいです」と奮闘を約束した。