【巨人】勝った方が交流戦優勝の大一番、エース・菅野で5年ぶりVだ

6回1死二塁、阿部の中前適時打で生還する二塁走者・丸(カメラ・橋口 真)
6回1死二塁、阿部の中前適時打で生還する二塁走者・丸(カメラ・橋口 真)

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人7―2ソフトバンク(22日・東京ドーム)

 巨人がソフトバンクに快勝し、交流戦優勝へ逆王手をかけた。3回2死から坂本勇が20打席ぶり安打を放ち一、二塁の好機を作ると丸、岡本が連続適時打で3点を先制。その後も丸の2試合連続猛打賞の活躍などで追加点を奪った。先発の山口は7回1失点の好投で7勝目を挙げた。23日の交流戦最終戦となるソフトバンク戦(東京D)は勝った方が優勝の大一番。エース・菅野で5年ぶりのVを手にする。

 地面スレスレから浮かび上がってくる直球を、コンパクトにはじき返した。鮮やかな打球が中前に弾むと、丸は一塁ベンチに向けて左拳を突き出した。3回2死一、二塁。アンダースローの高橋礼から先制適時打を放った。「スピードがあるので差し込まれないようにどんどん振っていこうという話だった。そういう打撃ができた」。この一打が初対戦で、試合前までパ2位タイの7勝を挙げていた好投手攻略の糸口となった。

 さらに2死一、三塁から、今度は岡本が真ん中低めの直球をたたき、右中間フェンス直撃の2点二塁打。「ここで打って追加点が取れれば、チームに勢いが付くと思い打席に入りました」。2死から亀井、坂本勇の連打で好機を作り、「マルオカ」コンビがかえす。これで3・4番がいずれも打点を挙げた試合は6連勝となり、通算でも11勝2敗だ。

 お立ち台で、丸は「(坂本)勇人さんと亀(井)さんがつないでくれたので、僕も何とか岡本さんに…あ、すみません。“岡本様”につなごうと、そういう気持ちで(打席に)入りました」。恒例のいじりを交え、4番へつなぐ意識を明かした。

 開幕からなかなか結果が出ていない時でも、丸は若き主砲について聞かれると同じ言葉を口にしてきた。

 「僕たちは彼が打てなかったらしょうがないくらいに思ってます。去年と比較したら数字は出ていないかもしれないけど、そこはみんなでカバーしながら。まずはいい形で和真につないでいくことが大事ですから」

 試合を決める役割を担うこともあるが、不変の思考は岡本につなぐこと。この日も初回に左前安打、6回には二塁打で2戦連続猛打賞。ここ5戦で4度のマルチ安打と絶好調だが、その根底には後ろを打つ岡本への絶大な信頼がある。

 マルオカの活躍で、負ければ交流戦V逸という一戦を制し、優勝へ逆王手をかけた。チーム交流戦ラストとなる23日は、勝った方が優勝という“最終決戦”だ。原監督は「みんなの力でここまで来た。それを意気に感じ、どこか楽しみながら、私自身もしっかり戦いたい」とノビノビ野球を求めた。

 指揮官は優勝が見え始めた今週の6連戦で、大一番で勝負強さを発揮する選手を見極めるつもりだった。

 「今日は甲子園の準決勝で、明日は決勝でしょ。そういう心境で戦おうと。短期の交流戦ではあるけれど、優勝のかかった一戦はここのところ、巨人があまり経験していない中で、選手、チームの、技、力の見せどころ」

 それに呼応するように、丸も4万超のファンに向け「勝って、交流戦優勝したいと思います」と声を張り上げた。14年に2度目の優勝を果たした時も、最終戦でソフトバンクを倒した。再現して笑おう。さぁ、決戦だ。(後藤 亮太)

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