八村のNBAに続け!母校に後継者・山崎一渉、佐藤監督「もう一度、塁君のような選手を」

スポーツ報知
八村に続くNBA入りを目標に掲げる明成高・山崎(カメラ・遠藤 洋之)

 世界の「Rui」に続け! NBAドラフトでワシントン・ウィザーズに1巡目で指名された八村塁(21)の恩師で宮城・明成高の佐藤久夫監督(69)が同校で会見に応じた。「もう一度、塁君のような選手を育てたい」と語った佐藤監督は“後継者候補”の1人として新入生の山崎一渉(いぶ)を紹介。小学5年の時に握手をして以来、八村が憧れの選手だという山崎は「自分もNBAを目指したい」と目を輝かせた。

 日本人初のNBA1巡目指名を受けた八村への思いを語った佐藤監督が、報道陣の質問を遮るように、ひとりの少年を紹介した。「塁君が高校2年の時、握手をした子供がその手の温かさを忘れられなくて明成高に入学してくれました。私ももう一度、彼みたいな選手を育てられたら本物の指導者なのかな」。呼ばれたのが、今春明成高に入学した山崎だ。

 ギニア人の父と日本人の母を持ち、身長197センチで足は33センチだ。体重87キロと線はまだ細いが、ダンクシュートも可能な跳躍力とシューティングガードとして3点シュートも決められるユーティリティープレーヤー。まさに“ポスト八村塁”の筆頭候補である。

 高木小(千葉)5年の2014年、千葉で行われた高校総体を観戦し、八村のプレーを目の当たりにし、感動した。試合後、会場を離れる八村に「握手してください」と突撃。「頑張ってね」と笑顔で声も掛けてもらい、「塁さんに続いていきたい」と憧れを抱いた。

 小学3年でバスケットを始めて以来、目標はNBA選手になること。松戸一中(千葉)を卒業する前には世代別の日本代表としてチェコ遠征にも参加した。八村と同じ明成高進学も「ずっと憧れていた。(高校に)誘って頂いてうれしかった」と迷わず決めた。佐藤監督から「塁さんも能力だけでなく、米国に行くんだという強い気持ちを持って頑張っていた」と聞き、「すべての選手の中でも塁さんが一番好き。自分もそうなれるように頑張りたい」と意気込む。

 春から故郷を離れ、寮生活となったが「ここにはバスケができる環境と、それ以外にも学べることがある。まずは高校でウィンターカップ3連覇が目標です」。22日からは東北大会(宮城・利府)にも出場予定。11歳の時、大きな夢をくれた大先輩に近づくため、厳しい練習に耐え、自らを成長させる。(遠藤 洋之)

 ◆山崎 一渉(やまざき・いぶ)2003年7月10日、千葉・松戸市生まれ。15歳。明成高1年。ポジションはシューティングガードとスモールフォワード。高木小3年からバスケットボールを始める。松戸一中では千葉県大会を制し、全国中学大会16強。B1千葉のU―15チームにも所属し、世代の今年1月の日本代表としてチェコ遠征に参加。197センチ、87キロ。家族はギニア人の父と日本人の母。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請