福島千里超え大会新…立命館慶祥・石堂陽奈、女子200で13年ぶり更新

女子200メートルで今季国内高校生初の23秒台をマークし初優勝した石堂
女子200メートルで今季国内高校生初の23秒台をマークし初優勝した石堂

◆北海道全道高校陸上 最終日(21日、帯広の森陸上競技場) ▽女子200メートル 〈1〉石堂陽奈(立命館慶祥)23秒99=大会新〈2〉工藤聖莉奈(北海)24秒88〈3〉水口爽(立命館慶祥)25秒09

 12種目で決勝が行われた。女子200メートルは石堂陽奈(ひな、立命館慶祥2年)が、福島千里(30)=セイコー=が帯広南商時代の2006年に作った24秒06の大会記録を13年ぶりに更新する23秒99の大会新(自己新)で初優勝した。19日の女子400メートルリレーに続く2冠。27日からの初出場する日本選手権(福岡)に弾みをつけた。男子200メートルも、立命館慶祥の井沢真(2年)が21秒34で初制覇し、リレー2種目と合わせ3冠を獲得。学校対抗得点も立命館慶祥が男女アベックVを飾った。

 石堂が憧れの福島を超えた。女子200メートル決勝。コーナー出口で先頭に立つと、ストライドを伸ばし、力強くゴールに飛び込んだ。電光掲示板に今季の全国高校女子最高タイム「23秒99」が浮かび上がると、大きな歓声が沸き起こった。十勝出身の福島が06年に作った大会記録を0秒07更新した。

 「昨夜、日裏(徹也)監督と大会新を狙おうと話し合った。スタートでちょっとつまずきましたが、得意のコーナーで挽回できました」。念願がかなった新しいヒロインは満面の笑みを見せた。

 道南の八雲町で小学3年から陸上を始めた。当時、北海道ハイテクAC(恵庭市)に所属していた福島に憧れ、小学5年で北海道ハイテクACジュニア入り。福島と練習を共にし、激励も受けた。同時期、今大会の女子100メートルを制した御家瀬緑(恵庭北3年)、女子400メートル優勝のアシィしおり(北海道栄2年)も所属し、切磋琢磨(せっさたくま)した。

 昨年の高校総体100メートルは御家瀬が優勝し、石堂は8位。以来、御家瀬を目標に、スタートとスタミナを強化してきた。年末には300メートルダッシュ15本のハードメニューもこなし、スピードと持久力がついた。19日の100メートル決勝は、優勝した御家瀬に0秒13及ばない11秒81で2位となり、悔し涙を流した。

 27日からは御家瀬と共に日本選手権100メートルに出場する。石堂は「日本選手権では入賞したい。高校総体では100、200メートルとも優勝が目標。総体200メートルでは福島さんの道高校記録(23秒81)更新にも挑戦したい」と進撃を加速させる。(小林 聖孝)

 ◆石堂 陽奈(いしどう・ひな) 2002年4月15日、八雲町生まれ。17歳。陸上は八雲小3年から始めた。6年の時、走り幅跳びで全国大会優勝。八雲中3年の時には全国中学100メートルで優勝(12秒05)、走り幅跳びは5位。全道ジュニア200メートルで道中学記録(24秒71)樹立。100メートルベストは11秒73。164センチ、54キロ。家族は両親と姉。血液型AB。中学まではピアノ、電子オルガン、書道を習った。

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