◆日本生命セ・パ交流戦 DeNA3x―2楽天(21日・横浜)
DeNAが同点の9回に大和内野手(31)の適時二塁打でサヨナラ勝ち。交流戦の成績を9勝6敗1分けとし、2試合を残して5年ぶりの勝ち越しを決めた。
大和は19日の日本ハム戦(横浜)に続き、3日間で2度目のサヨナラ打。お立ち台で「たまたまです。うれしいです」と、言葉少なに喜びを語る姿に、ホームのファンから大きな歓声が送られた。
交流戦開幕前に掲げていた「勝ち越し」の目標を達成したアレックス・ラミレス監督(44)は「そう続けて同じこと(サヨナラ打)はないと思っていた。期待以上とはまさにこのこと」と、大和の活躍をたたえると同時に、「今の楽天打線を2点に抑えるのは、今永だからできたこと」と、リーグ最多の8勝目こそ逃したが、7回を投げきった先発・今永昇太投手(25)の投球も絶賛していた。