走り幅跳びのニューヒロイン・本田姫星、全国総体で「自己記録を更新」

試技を始める前、真剣な表情で走路を見つめる石巻好文館・本田(カメラ・遠藤 洋之)
試技を始める前、真剣な表情で走路を見つめる石巻好文館・本田(カメラ・遠藤 洋之)
走り幅跳びで東北女王に輝いた本田
走り幅跳びで東北女王に輝いた本田

 陸上の東北高校大会(14~17日、秋田)で、全国高校総体(8月4~8日、沖縄)の活躍が期待できるスター候補生が誕生した。走り幅跳びを5メートル79(追い風3・2メートル)で制した本田姫星(きらら、宮城・石巻好文館2年)は昨年7月から同種目を始めた新星。東北女王の勢いで全国上位を目指す。女子走り高跳びを1メートル69で優勝の八重樫澄佳(岩手・黒沢尻北2年)は5月の県総体でランク1位の1メートル75を記録。東北の舞台で出せなかった大ジャンプを全国の舞台で見せる。

 全身を使ったダイナミックなフォーム。「きらら」という名前通り、同種目を始めてわずか1年足らずの本田が新星として東北女王に輝いた。追い風参考ながら5メートル79の大ジャンプ。条件は違うが、昨年の三重高校総体決勝なら入賞ラインの8位相当の記録だ。「風の強い中の試合で経験不足のところは出たけど、こういう経験ができて勝てたのは自信になる」と笑顔で振り返った。

 元々、体を動かすのが好きで、小学時代には空手を経験。初段の腕前で、5年生の時には組手で全国大会を制したこともある。兄・龍之神さん(仙台大1年)の影響で中学から陸上を始め、昨年7月から兄と同じ走り幅跳びに挑戦するようになった。今大会でも試技の合間には兄が細かく指示。空手で培った大きな大会でも物おじしない精神的な強さも見せた。兄は高校時代、東北大会で敗れて全国まで出場できなかっただけに“兄越え”も果たしたが「兄から『力を抜いて、楽しめ』と言われて、その通りにできた。心強いです」と感謝を忘れなかった。

 名前の「姫星」は7月生まれで、「織姫と彦星」が由来だ。七夕を前に、目標だった全国総体出場をかなえられたことに「自分が得意なことを見つけられて本当に良かった」と目を輝かせた。初めてとなる大舞台に向けて「すべてが初めてなので、まずは公認の自己記録(5メートル67)を更新して、決勝に進みたい」と決意。沖縄でも大ジャンプを見せ、全国に自らの名前を売る。(遠藤 洋之)

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