【第50回報知アユ釣り選手権・オーナーカップ有田川予選】10人が岐阜・益田川の決勝大会に進出…和歌山・有田川

有田川予選を突破した(前列左から)長谷川、木下、坂本、松田、中村、(後列左から)辻、栃谷、多禰、西本、澤地の10選手
有田川予選を突破した(前列左から)長谷川、木下、坂本、松田、中村、(後列左から)辻、栃谷、多禰、西本、澤地の10選手

 「第50回報知アユ釣り選手権・オーナーカップ」和歌山・有田川予選が16日、行われた。120人が参加し、2回戦で最高釣果17尾を挙げた辻泰司選手(61)=松阪食堂FC=や20歳の西本航選手=守口市=ら10人が決勝大会(8月2、3日、岐阜・益田川)出場を果たした。※成績はオトリ2尾込み。

 今年も天然遡上が多く見られた有田川。5月1日の早期解禁日には、待ちわびたたくさんの友釣り愛好家が全国から訪れた。それから1か月半がたち、釣れたアユのサイズは16~17センチが多く、これからも順調な成長ぶりを見せてくれるだろう。

 当日の天気は曇り。平水より20センチ高で、やや笹濁り。大会2日前からの断続的な降雨の影響もさほどなく、回復力に優れた「強い川」という印象を受けた。

 1回戦は4つのブロックから各10位タイまでの計50人が2回戦に進出。2ブロックに分かれた2回戦では各上位5人ずつ、計10人が決勝大会切符を手にした。予選突破選手の2回戦での戦いぶりは以下の通り。()内は使用したハリと水中糸。

 【〈1〉ブロック】長谷川一馬選手(一角ライト6・5号4本イカリ、ザイト・メルファブレイドTG0・03号)は「竿抜けポイントだと目星をつけてた」と上流に一目散に向かい、1時間足らずで10尾をキープ。その後も数を伸ばし、4年ぶり2度目の決勝進出。「益田川に行けただけで満足」と頬をゆるませた。

 木下英選手(キメラ6・5号4本イカリ、ザイト・メルファ複合メタルMH0・03号)は「付きアユ狙いでこまめに探っていった」と大石周りを攻略。2年連続の決勝進出に「益田川とは相性が合う」と、昨年3回戦敗退のリベンジを誓った。

 坂本浩規選手(キメラ6・5号4本イカリ、ザイト・メルファ複合メタルMH0・05号)は初の決勝大会へ。くじ引きにより23番目のスタート。「そこしか入れなかった」と苦笑いするも、瀬脇の石周りで連発掛け。「参加できるだけでもうれしい」と夢の舞台へ思いをはせた。

 松田哲彰選手(楔6号3本イカリ、複合メタル0・05号)は深場の流れ出しを狙った。「追いが悪かったので辛抱の釣りになった」が、その我慢が奏功し、ラスト30分で6尾を追加した。決勝大会には3年ぶり3度目の出場。「ベスト8には残りたい」と意欲を高めた。

 中村明選手(狐7号4本イカリ、ザイト・メルファ複合メタルMH0・04号)は「向かい風には泣かされた」と4尾をばらすハプニングもあったが、プレーオフで見事に勝利。5年ぶり2度目の決勝チケットを手に入れ、「欲を出さずにひとつずつ大事に戦いたい」。

 【〈3〉ブロック】辻泰司選手(秀尖6・5号3本イカリ、複合メタル)は早トロで引き釣りと止め泳がせを駆使し、最高釣果の17尾まで伸ばした。4回目の決勝大会出場に「一回でも多く勝ちたい。がむしゃらに挑む」と闘志を燃やした。

 栃谷誠選手(ジャストワン・ディオ4本イカリ、複合メタル0・03号)はスポニチの名人を6期続けた実力者。上流部のチャラ瀬を釣り歩いて12尾をキープし、予選初出場も貫禄勝ち。「一戦一戦、普段通り戦いたい」と平常心で臨む。

 多禰守隆選手(シフト6・5号4本イカリ、複合メタル0・04号)は波立ちから深トロに狙いを変更。ラスト30分で6連発を決め、見事な追い込みを見せた。トーナメント初出場で決勝大会への切符を手にし「できる限り上位進出を目指したい」。

 西本航選手(楔X6・5号4本イカリ、複合メタル0・04号)は絞り込みの瀬を中心に数を伸ばし、3度目の挑戦で初突破。「動画や知人から情報収集してイメージしたい。出るからにはトップを狙いたい」と20歳の若武者は決戦に挑む。

 澤地利明選手(キメラSP6・5号、4本イカリ、複合メタル0・06号)は「止めるような感じで待ってるとよくかかった」とヘチを攻略し、2年連続で決勝大会へ。「泳がせ釣りに磨きをかけ、3回戦突破を目指したい」と、昨年(2回戦敗退)の雪辱戦に燃えた。(大塚 真哉)

 大上将樹・競技委員長「前日の激しい雨で川のコンディションも万全ではなかったが、勝ち上がった選手はそれぞれ素晴らしい成績を残してくれた。さすがだと感じる。益田川でも、この勢いで上位を独占することを期待している」

 大上耕佑選手(18)=村田満ファンクラブ=が2度目の出場で躍進を遂げた。初出場だった昨年は4尾の釣果を挙げたがタイムオーバーで無念の失格。その悔しさをバネに、チャラ瀬狙いで8尾を釣り上げ1回戦を突破。しかし2回戦は決勝進出ラインに1尾届かず、惜しくも敗退となった。それでも「有田川のポイントも覚えてきたので、今度こそは」と、竿を握り始めてまだ2年余りの10代は更なる飛躍を誓った。

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