京口紘人、デビュー13連勝で初防衛 判定勝ちを猛省「必ず進化して統一戦を実現」

9回、タナワット(右)に左をヒットさせる京口(カメラ・竜田 卓)
9回、タナワット(右)に左をヒットさせる京口(カメラ・竜田 卓)
判定で初防衛に成功し、ベルトを肩にする京口
判定で初防衛に成功し、ベルトを肩にする京口

◆プロボクシング ▽WBA世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 スーパー王者京口紘人(判定3―0)同級10位タナワット・ナコーン(19日、千葉・幕張メッセ)

 WBA世界ライトフライ級タイトルマッチはスーパー王者・京口紘人(25)=ワタナベ=が同級10位タナワット・ナコーン(26)=タイ=に判定勝ちし、初防衛に成功した。2階級制覇王者の京口は、プロデビューからの連勝を13に伸ばした。戦績は京口が13戦全勝(9KO)、タナワットが12戦11勝(5KO)1敗。

 苦しい初防衛だった。「すいません」「申し訳ない」。ベルトを抱えたリング上で4回、控室でも3回、京口は謝った。1回、強烈な右でタナワットがグラリ。だが、打たれ強いムエタイ王者はジャブを効果的に出しながら、王者の左右アッパーやボディー攻撃を、瞬時に体をずらすことで決定打にさせなかった。

 「圧倒すると言ったのに、手こずるなんて…」。判定で試合はものにしたが、京口は戦いながらファンの顔を浮かべていた。井上孝志トレーナー(50)は「ピークは3日前だった」と後半のスタミナ切れを案じて途中、戦術を変えたという。

 「収穫は勝てたことだけ。統一戦というビッグマッチ目指して、やれるところまで」と京口。ライトフライ級はWBC王者・拳四朗(BMB)ら国内外に強豪がそろう。渡辺均会長(69)は「年内にもう1試合挟んで、大みそかに」と、WBA正規王者カルロス・カニサレス(ベネズエラ)との対戦を念頭に置く。「必ず進化して戻ってきて、統一戦を実現します」とファンに誓った京口。年内にWBAを“統一”、来年には他団体の王者との統一戦を制して、幕張の“借り”を返す。(谷口 隆俊)

9回、タナワット(右)に左をヒットさせる京口(カメラ・竜田 卓)
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