シングルマザーの吉田が令和初の女子世界王者に

6回 モートンを攻める吉田実代(右)
6回 モートンを攻める吉田実代(右)

◆プロボクシング ▽WBO女子世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王座決定戦10回戦 吉田実代(判定3―0)ケーシー・モートン(19日、千葉・幕張メッセ)

 WBO女子世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王座決定戦は、世界初挑戦の“戦うシングルマザー”こと、東洋太平洋・日本女子バンタム級王者の吉田実代(31)=EBISU K’s BOX=が、WBOアジアパシフィック・フライ級王者ケーシー・モートン(35)=米国=に3―0の判定で圧勝し、令和初となる女子の世界王座奪取に成功した。吉田の戦績は13勝1敗。モートンは8勝(1KO)2敗3分け。

 最終10回、吉田は一心不乱にパンチを打ち込んだ。長女・実衣菜(みいな)ちゃん(4)の「ママ~、頑張れぇ~!」の大声が響く中、最後の最後まで手を止めなかった。

 ジャッジ1人が99―91、2人が100―90のフルマークをつける圧勝。ボクシング歴5年目、格闘技歴10年のシングルマザーがついに栄冠をつかんだ。リング上でうれし泣きした母と同じように、実衣菜ちゃんも号泣して喜んだ。

 初回から積極的に前に出て、終始、一方的に攻めた。ワンツーから左右のボディーブローを打ちまくり、カウンターの右ストレートを頻繁にモートンの顔面にねじこんだ。9回には絶叫して突進してくる相手を左右に回り込んで冷静にさばいた。

 ◆吉田実代(よしだ・みよ)1988年4月12日、鹿児島県生まれ。31歳。2000年、ハワイへ格闘技留学。キックボクシング、総合格闘技、シュートボクシング、ムエタイを経て14年5月、プロボクシングデビュー。17年10月、日本女子バンタム級王座獲得。18年8月、東洋太平洋女子同級王座獲得。家族は長女・実衣菜(みいな)ちゃん(4)。身長161センチの右ボクサー。

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