【宝塚記念】横山典騎手、悲願G1制覇目指すエタリオウを絶賛!

横山典とのコンビで悲願のG1制覇を狙うエタリオウ
横山典とのコンビで悲願のG1制覇を狙うエタリオウ

◆第60回宝塚記念・G1(6月23日・芝2200メートル、阪神競馬場)

 第60回宝塚記念・G1(23日、阪神)で悲願のG1タイトル奪取を目指すエタリオウが、新たな鞍上に横山典弘騎手(51)=美浦・フリー=を迎えた。先週の追い切りで騎乗したパートナーを「ベンツ、ポルシェ」級の乗り味と絶賛した名手がG1制覇へ導くか。

 34年目を迎えた関東の名手に『最強の1勝馬』の覚醒が託された。現役3位のG1・27勝を含む、JRA重賞通算170勝を誇る横山典。初騎乗のエタリオウで臨む大一番にも、気負いは全くない。

 「どの馬がまわってきてもいいように、このレベルの馬はいつも見てる。ずっと、いい馬だなと思っていた。走るのは十分わかってますよ」

 先週の13日に栗東・CWコースの1週前追い切りで、初コンタクト。感触に注目する報道陣の熱を、冷静に受け止めた。

 「いい馬でしたよ。乗りやすいし、反応も良かった。状態は申し分ない。楽しかった。天気も良かったから、気持ち良かったし。馬もね」

 17年10月の2歳未勝利の1勝だけだが、菊花賞など重賞4戦を含む7度の2着は展開ひとつで逆転可能だったと思えるレベル。前走の天皇賞・春も4着と上位に踏みとどまり、全11戦で5着以下のないトップクラスの能力を独特な表現で認める。

 「オープン馬は皆、乗り味がいい。車と一緒。軽(自動車)でエンジンをふかしても、きしむだけ。ベンツ、ポルシェはちょっと踏んだだけでスピードが出る」

 春のグランプリで、横山典×ステイゴールド産駒と言えばゴールドシップだ。同じく初コンビで臨んだ14年を3馬身差の圧勝。しかし、翌年は大きく出遅れて15着だった。

 「あんな馬は、そういないよ。ゴールドシップとは違うね。ホント、ただ単純にいい馬」

 このレースで歴代最多5勝、有馬記念と合わせたグランプリ9勝も単独トップの同産駒。極めて個性的だった芦毛とは対照的なジャッジで、期待感をにじませた。

 「語ることはないよ」

 取材を何度も遮ろうとしたこの言葉は、確かな才能を確認できたというメッセージ。余計な能書きは不要。百戦錬磨のベテランは、結果がすべてと分かっている。(宮崎 尚行)

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