【オリックス】黒木優太がトミー・ジョン手術…復帰は来季終盤以降か

スポーツ報知
黒木優太

 オリックスの3年目右腕・黒木優太投手(24)が今月下旬に右肘のトミー・ジョン手術(じん帯再建術)を受けることが17日、分かった。復帰まで1年以上要するとみられ、来季終盤以降の完全復活を目指す。

 黒木は2月の春季キャンプ3日目に「右肘内側じん帯の炎症」で離脱した。慢性的な痛みと向き合いながらリハビリを続け、4月中旬に実戦復帰。6月に入ってからは連投テストをこなすなど、1軍昇格は秒読み段階だった。しかし、8日のウエスタン・中日戦(可児)に登板して再発。検査の結果、右肘じん帯などの状態が思わしくなく、シーズン中の早期決断に至った。

 チームはこの日、防御率5・54と不振の守護神・増井の出場選手登録を抹消。高山投手コーチはディクソンらを代役候補に挙げたが、救援陣の台所事情については「苦しくなるね」と漏らした。1年目から55試合に登板。ストッパー経験もある黒木の不在はさらなる痛手だが、球団関係者は「チームにとっては痛い。でも、彼にとっては最善の選択」と話した。

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