佛教大、明大に敗れ「仏の顔」4度目ならず 住職の田原監督、脱帽

佛教大・田原監督(写真右)は奈良・妙楽寺の住職を務める
佛教大・田原監督(写真右)は奈良・妙楽寺の住職を務める
優勝を逃し悔しがる佛教大ナイン
優勝を逃し悔しがる佛教大ナイン

 ◆報知新聞社後援 第68回全日本大学野球選手権最終日 ▽決勝 明大6―1佛教大(17日・神宮)

 明大(東京六大学)が佛教大(京滋大学)を下し、1981年以来、38年ぶり6度目の優勝を果たした。逆転に次ぐ逆転で初の決勝進出を果たした佛教大は、4度目の逆転劇とはならず、準優勝に終わった。

 「仏の顔」と同じく、佛教大の3点差逆転勝ちも「三度まで」だった。3回1死二、三塁、内山竣の一ゴロを捕球した石井太尊(たいそん)が本塁へ悪送球。2者が生還し、これが決勝点となった。石井は「焦ってしまった」と号泣。打線は9回に野嶋惇登の適時二塁打で森下の完封を阻止するのがやっとだった。田原完行(さだゆき)監督(59)は「森下君の出来ですよね。いい投手だった」と、脱帽した。

 仏教で最も高貴な色とされる「紫」の明治に初の決勝で初Vを阻まれたが、3試合で3点差を逆転した。“神懸かり的”な快進撃を演出した田原監督は、奈良・妙楽寺の住職でもある。32歳で実家を継ぎ、奈良・五條高などで監督を歴任。「仏教の教えは(野球に)役立つ。一番は『自分を知る』。自分が分かれば、長所、短所が見えてくる」と説く。「今の学生は不自由がない。不自由を経験させていく中で、適応力や想像力を育成できたら」というのが指導理念だ。

 関西勢では、2006年の大体大以来の優勝を逃した。指揮官は「経験が一番大きい。持って帰って消化していかないとバチが当たりますね」と、選手にさらなる成長を求めた。(伊井 亮一)

佛教大・田原監督(写真右)は奈良・妙楽寺の住職を務める
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