渡辺徹「体を作らないことが役作り」 内博貴との2人芝居で色白で太った精神科医役

2人芝居への意気込みを語った渡辺徹(カメラ・小泉 洋樹)
2人芝居への意気込みを語った渡辺徹(カメラ・小泉 洋樹)

 俳優の渡辺徹(58)が、6月29日開幕(りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館)のジャニーズ事務所の内博貴(32)との2人芝居「イン・ザ・プール」(東京公演は7月11日からあうるすぽっと、全6公演)に挑戦する。

 直木賞作家・奥田英朗氏の同名小説が原作。一部設定を変え、2人キャストで舞台化された。渡辺は型破りな精神科医・伊良部役。ストレスを抱え、やって来た出版社の編集者(内)を診察し、ストレス解消のため水泳を勧めたが、編集者はプール依存症になる。

 色白で太ったキャラクター設定に、渡辺は「イメージにピッタリと言われるのは非常にやりづらい。体を作らないことが役作りだから苦しい」と苦笑い。内との初共演については「アイドルの先輩ですから、僕は(笑い)。たくさん芝居もされている方なので共演が楽しみ」と心待ちにした。

 伊良部は夜中のプールに潜り込んだり、大きなお尻を窓枠に挟んだり、バカなこともためらわず、失敗にもへこたれず突き進む。最も気になるのがプールシーンの演出。「『イン・ザ・プール』だからね(笑い)。本物のプールを作るわけにはいかないから、そこはお楽しみに。非現実が、お客さんの前で行われるのが舞台の面白さで醍醐(だいご)味」

 12年に虚血性心疾患の手術を受け、舞台降板を余儀なくされた経験が転機になった。「昔は勢いでやっていたけど、ここ数年は『この作品、共演者とは2度と会えないかもしれない』『この瞬間が宝物だ』と思ってやっている」。昨年から城西国際大学のメディア学部メディア情報学科の特任教授に就任。2人の息子より年下の学生たちから刺激を得ている。

 「教えるより一緒に作るという感覚。(在籍する)文学座の座員とはベクトルが違うからこそ、面白いし勉強になる」と渡辺。「より一期一会を大事にしていきたいね」と話した。

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