【阪神】福留、史上3人目の日米通算500二塁打 9回2死から追いつきドロー

スポーツ報知
9回2死一、二塁、福留が中越えに同点の2点適時二塁打を放つ(投手・増井)

 ◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス5―5阪神=延長12回規定により引き分け=(16日・京セラドーム大阪)

 起死回生と呼ぶにふさわしい、メモリアルの一打だった。2点を追う9回2死一、二塁。代打・福留は、フェンス直撃の中越え2点二塁打で試合を振り出しに戻した。土壇場で飛び出した日米通算500二塁打。イチロー、松井稼に次ぐ3人目の偉業にも「たまたま俺が打ったけど、みんな踏ん張ってくれた」。関西ダービー3タテを阻止するドローに持ち込み、リーグ最年長42歳のベテランは冷静に振り返った。

 福留の言葉通り、チーム一丸で粘った。5回終了時に5点を追う展開。7回の糸原のチーム初安打から大山の適時二塁打などで3点を奪い、投げてもベンチ入りの全8投手をつぎ込んで無失点でつないだ。相手に13安打を許しながら、わずか3安打で同じ5点。5点差を追い付いたのは逆転勝利した4月9日のDeNA戦(甲子園)以来だった。

 福留は1日に右ふくらはぎ筋挫傷で登録抹消され、最短となる11日に復帰した。その間、8、9日のウエスタン・リーグの広島戦(淡路)ではバス移動の上、2軍選手と同じ場所に宿泊。20歳以上も年が離れた若手に助言するだけでなく、野球教室で熱血指導するなど、どこまでも積極的だった。節目の記録にも「数字は後からついてくるものでは。一つずつ積み重ねていけばいいと思う」と、目標に掲げる立浪和義氏のNPB記録487二塁打を見据えた。

 「5点差ありながら、孝介(福留)が助けてくれた。3連敗っていうプレッシャーがかかって5点先に取られて追いつけたっていうところは勝ちに等しいと思う」と矢野監督もうなずいた。交流戦は残り6戦。変わらず一戦必勝で戦っていく。(嶋田 直人)

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