東海大が佛教大に逆転負けで5年ぶりの決勝進出逃す バント処理で痛恨の2失策

試合が終わってからしばらく引き揚げずにベンチに残る東海大ナイン
試合が終わってからしばらく引き揚げずにベンチに残る東海大ナイン

◆報知新聞社後援 第68回全日本大学野球選手権第5日 ▽準決勝 佛教大6―4東海大(16日・神宮)

 東海大(首都大学)は佛教大(京滋大学)に逆転負けし、優勝した2014年以来、5年ぶりの決勝進出はならなかった。

 まさに流れの大切さを痛感する試合だった。4回に無死一、三塁のピンチを無失点で乗り切って、その裏に4連打などで3点を先取。流れは東海大に傾きかけていた。しかし、直後の5回、野嶋惇登(あつと・3年)に右越え2ランを被弾。1点差に迫られ、暗雲がたちこめた。安藤強監督(55)は「常に押されている感じだった」と、この一発が与えた大きさを語った。

 続く6回には先頭に中前打を許すと、7番・森本翔大(2年)のバントを三塁手・串畑勇誠(3年)が二塁へ悪送球。さらに、無死一、二塁から8番・前田勇大(4年)のピッチャー前のバントを2番手・松山仁彦(まさひこ・3年)が一塁に悪送球。ボールがファウルゾーンを転々としている間に2者が生還し、逆転を許した。松山は「慌ててしまった。しっかり足を運んで投げておけばよかった」と痛恨のミスを悔いた。指揮官は「送球をしっかりやろうと言ってる中で出てしまった。そこがすべて」と悔しさをにじませた。

 同校は2015年夏に全国制覇した東海大相模高でスタメンだった千野啓二郎、杉崎成輝、長倉蓮、宮地恭平(いずれも4年)の4人が、レギュラーとして活躍する。大学での全国制覇まであと一歩のところでの敗戦。主将を務める長倉は「そう簡単にいかない。なかなか達成できない夢。もう一度、足元を見てやらないと」と、秋の明治神宮大会での雪辱を誓った。

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