◆明治安田生命J1リーグ▽第15節 清水3―2横浜M(15日・IAIスタジアム日本平)
横浜Mは後半ロスタイムに決勝点を許し、清水に2―3で敗れた。FWエジガルジュニオ、FW仲川輝人のゴールで後半44分までリードを保ったが、MFマルコスジュニオールの退場で数的不利になる中で猛攻を浴び、44分にロングボールに対応できず失点。ロスタイムにはボールロストから速攻を浴びて決勝点を与えた。
採点と寸評は以下の通り。
ポステコグルー監督【4・5】10人になってからも11人の時と同じプレーを求める不思議。頭を抱えるだけじゃ何も伝わらない
GK朴一圭【6・0】結果3失点も再三の好セーブで踏ん張り続けた
DF和田拓也【6・0】1点目アシスト。後半開始からは170センチの急造CBとして奮闘。責められない
DFチアゴマルチンス【6・0】負傷により前半の45分間で交代。つくづく痛かった
DF畠中槙之輔【6・5】誰が見ても代表選手と分かる動き。10人になるまではドウグラスも封じた
DFティーラトン【5・0】攻め急ぎのパスミスが決勝点被弾に直結。長所より短所が目立った90分
MF喜田拓也【6・5】強すぎた相手22番をうまく避けて攻撃を組み立て。守から攻でも攻から守でも起点になった
MF天野純【5・5】ベンチからの点差に応じた戦法調整は期待できない。彼が中心となりピッチ内の意思を統一させねば
MFマルコスジュニオール【3・0】あまりにお粗末な退場処分。全てを台無しに
FW仲川輝人【6・5】小刻みかつダイナミックなスプリントとドリブルで相手の脅威に。完璧抜け出しから一時勝ち越し点
FW遠藤渓太【5・5】半身で下がる相手には挑めるが、球際の勝負は逃げ続けた
FWエジガルジュニオ【6・5】うまく流し込んで先制点。押しすぎず引きすぎずのプレスも効果的だった
DF広瀬陸斗【4・5】後半開始時IN。仲川が引くと裏へ、裏へ抜けると足元へパス。決勝点失点時はなぜかトップ下にいた
FW李忠成【―】後半42分IN。出場時間短く採点なし
中村太主審【5・0】前半だけでイエロー5枚。恐らく試合を締めるための開始8分の提示が完全に裏目に。基準修正の後半は好ゲームに