【札幌】鈴木武蔵、PK弾!耐えて勝ち点、難敵・川崎から「最低限の結果」

先制点を決めた札幌・鈴木(左)を迎え入れる選手たち
先制点を決めた札幌・鈴木(左)を迎え入れる選手たち

◆明治安田生命J1リーグ第15節 川崎1―1札幌(14日・等々力陸上競技場)

 北海道コンサドーレ札幌はアウェーで川崎と対戦し1―1で引き分けた。前半39分にFW鈴木武蔵(25)がPKを決めて先制したが、後半24分に追いつかれた。対戦経験のあるJクラブで唯一勝ちのない川崎からの初勝利はならなかった。しかし昨年9月15日にクラブ最多タイの7点を奪われ、0―7で敗れた川崎戦で勝ち点を得て、9か月前の屈辱は少しだけ晴らした。

 耐え、しのぎ、札幌が勝ち点1をつかみ取った。1点リードで折り返した後半、川崎の猛攻を受け続けた。15本のシュートを浴びた一方、1本のシュートも打てなかったが、1失点のみに抑え、引き分けに持ち込んだ。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(61)は「去年は0―7で負けている。それを思えば、ほんの少しだけ、チームとして前進できたと思う」と言ってうなずいた。

 昨年9月、同じ等々力でクラブワーストタイの7点を奪われた。それから9か月、右内転筋痛で日本代表を辞退した鈴木ら負傷明けの選手も多い中、黒星だけは喫しなかった。昨年、ピッチ内で屈辱を味わった今季初先発のMF石川直樹(33)は「本当なら勝ち切りたかったが、去年を考えたら、最低限の結果は得られた」と口にした。

 最終的には21度目の対戦でも川崎から勝利は得られなかった。前半27分にPKを止めるなどしたGK具聖潤(24)は「見ていた人の中には1―1で良かったと思う人もいるかもしれないが、自分は悔しいだけ。勝ち点3という結果じゃないんだから」と表情は険しいままだった。格段の進化は示したが、高みを目指す今の札幌は、ここで満足などしていない。(砂田 秀人)

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