箱根駅伝主催の関東学連、森菜々穂幹事長「伝統を守りつつ」変革チャレンジ

関東学連の森菜々穂幹事長(中央)ら
関東学連の森菜々穂幹事長(中央)ら

 激走を支える。箱根駅伝や関東インカレを主催する関東学連でトップを務めるのが森菜々穂幹事長(23)だ。陸上経験はないが、北海道・旭川東高で陸上部のマネジャーに就任。三浦しをん著「風が強く吹いている」に影響を受け、箱根駅伝に興味をもったことが始まりだった。

 長距離部員が少なく、思い描いた世界とは少し違っていたが「経験がなかったので、100メートルのスタート場所も分からなかった」というゼロからの出発。他種目のサポートも独学で行いながら、陸上競技の魅力にのめり込んでいった。

 早大に進学し、もちろん陸上部にマネジャーとして入部。見学に訪れた学連で箱根駅伝への思いが再び燃えた。「新しいことに挑戦したい。グラウンドとはまた違う世界があると感じた」。慣れ親しんだマネジャー業務から離れ、大会運営や各大学をまとめる大役を務める決心をした。

 今季は幹事長として、新たな取り組みを積極的に進めた。ツイッターアカウントの開設をはじめ、ユニバーシアード出場選手の紹介動画公開、インタビューの際のバックボード作成など多岐にわたる挑戦。「伝統を守りつつ、変えるべき点は変える。今までで最高の大会にしたい」。今日も選手のために走り続ける。(太田 涼)

 ◆森 菜々穂(もり・ななほ)1996年4月24日、北海道・旭川市生まれ。23歳。3歳からスキーを始め、級別1級。中学時代はバドミントン部。旭川東高で陸上部マネジャーを務め、2016年、早大人間科学部に進学。同年6月、関東学連の学生スタッフに。今季は幹事長を務める。

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