「かっこいいママでいて」メイウェザーからのエールに吉田実代が感激 19日に世界初挑戦

世界戦に向けた公開練習でポーズを取る吉田実代
世界戦に向けた公開練習でポーズを取る吉田実代

◆プロボクシング ▽WBO女子世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王座決定戦10回戦 吉田実代―ケーシー・モートン(19日、千葉・幕張メッセ)

 初の世界ベルトを狙う「戦うシングルマザー」、東洋太平洋バンタム級王者・吉田実代(みよ、31)=EBISU K’s BOX=が14日、都内の所属ジムで、WBO女子世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王座決定戦に向けた公開練習を行った。

 シャドーボクシングや、2ラウンドのミット打ちなどで汗を流した吉田は「早く試合がしたい。明日にでもできる」と状態の良さをアピール。練習、特にスパーリングが好きで、加山利治会長がストップをかけないとオーバーワークになってしまうくらい。「多い時には12ラウンドくらい、やっちゃう。ここまでスパーリングは、ゆうに100回は超えている」と同会長。今回のスパーでは、プロ、アマ問わず多くの女子ボクサーが相手をしてくれたが、中でも、現役の世界チャンピオンたちも胸を貸してくれた。

 WBA女子フライ級・藤岡奈穂子(竹原慎二&畑山隆則)、WBAアトム級・宮尾綾香(ワタナベ)、IBFアトム級・花形冴美(花形)らが階級やジムの枠を超えてグラブを交えてくれたのだ。「軽量級の世界チャンピオンの先人たちが相手をしてくれて…。自信がつきました」。ボクシングだけではなく、他の格闘技のトップ選手も「快く胸を貸してくれた」という。

 一人娘の実衣菜(みいな)ちゃん(4)は現在、鹿児島の実家に預けているが、試合当日はもちろん、会場に駆けつける。赤ちゃんの時からジムのみんなにかわいがってもらっており、今では保育園で「ママはバンタム級のチャンピオンなの」「今度、世界戦を戦うの」などと友達らに話しているという。「戦うシングルマザー」を、誰よりも誇りに思っているのがまな娘だ。

 13日には、来日中の50戦無敗の世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)と対面。「最初はボクサーと思っていなかったみたい(苦笑)。私がボクサーだと知るとびっくりしていました。『娘にとって、格好いいママでいて下さい』と言ってもらえました」。3時間近く待って、会えたのは数分だったというが、「うれしかった。待ったかいがありました」と笑顔を見せた。ボクシングのスーパースターの“金言”を胸に、吉田は令和初の女子世界チャンピオンになる。

 同じ興行でWBO世界スーパーフライ級王座決定戦・井岡一翔(Reason大貴)―アストン・パリクテ(フィリピン)、WBA世界ライト級タイトルマッチ・京口紘人(ワタナベ)―タナワット・ナコーン(タイ)も行われる。

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