天童よしみ初ラブソングのフィクサー・鶴瓶による「即断、即決、即レス」力

天童よしみ(左)は楽曲を提供した半崎美子とハグ
天童よしみ(左)は楽曲を提供した半崎美子とハグ
笑福亭鶴瓶
笑福亭鶴瓶

 演歌歌手の天童よしみ(64)の新シングル「大阪恋時雨」(19日発売)の公開レコーディングがこのほど行われ、取材に出向いた。天童にとって80枚目で、今年9月には芸道50年イヤーに入るタイミングという節目の楽曲。シンガー・ソングライターの半崎美子(38)が楽曲を提供しており、豊富なキャリアを誇る天童が初めて挑戦するラブソングということも話題を集めているが、驚くべきはそのキューピッドになったのが落語家の笑福亭鶴瓶(67)であるという点だ。

 昨年12月22日、鶴瓶がライフワークとしている大阪・帝塚山のイベント「無学の会」に半崎がゲスト出演したときのことだ。もともと「大阪恋時雨」は2015年に大阪でのライブのために作った曲で、「無学の会」で半崎がこの曲を披露したところ、関西弁でいじらしい女心を歌った叙情的な世界観に鶴瓶は涙したという。

 「むっちゃええ歌やな。天童よしみさんのためにあるような歌や」と鶴瓶が絶賛したところ、半崎も「私も、ずっと天童さんに歌って欲しいと思っていたんです」と即答。半崎の母親が、天童の大ファンであることなどを話して会は終わったそうだが、鶴瓶の本領はここからだ。楽屋ですぐに天童に電話をかけ、第一声で「よしみちゃん、オレ今泣いてもうてん」と話しかけた。唐突な報告に戸惑う天童にたたみかけるように「よしみちゃんに歌(うと)てほしい歌があんねん」。半崎の「大阪恋時雨」についての思いを語った。

 鶴瓶からの熱っぽいラブコールに圧倒された天童は、動画サイトで早速半崎の歌う「大阪恋時雨」を視聴。「私も泣いたんです、たぶん鶴瓶さんと同じ歌詞のところで…。大阪出身ですから、大阪弁の歌詞を自然体で表現できるなんて、歌手冥利に尽きる。できるだけ早いほうがいいんじゃないかと」。レコード会社の垣根も越え、そこから驚くべきスピードで楽曲制作がスタート。新たに天童バージョンの「大阪恋時雨」が発売される運びになり、公開レコーディングでも半崎は「この曲を作ったのは天童さんに巡り合うためだったのかもしれない。鶴瓶さんがつないでくださったご縁」と瞳をうるませた。

 仕事のできる人の条件は「即断、即決、即レス」であるとどこかで聞いた。感動したその場で電話をかけ、胸に抱いた思いを実現させる鶴瓶はまさに「即断、即決、即レス」のお手本のような姿。もちろん鶴瓶の人柄もあるだろう。しかし、「すぐ行動」という姿勢は、われわれの日常生活にとっても大いに参考になるような機がした。

 ちなみに「大阪恋時雨」は天童バージョンも半崎バージョンも違う味わいがあって、それぞれ泣けるので聞き比べてみてほしい。報道陣から「お2人で紅白出場、なんてプランは…?」と尋ねられた半崎は「(実現したら)震えますね」と謙虚に応じていたが、曲の広がりしだいでは十分可能性もありそう。さらにキューピッド・鶴瓶が乱入する展開も期待できるかもしれない。(記者コラム)

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